アセアンエネルギー若手研究者短期インターンシッププログラム」を開催しました。(2017年5月29日~6月30日)

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エネルギー理工学研究所では、エネルギー科学研究科、工学研究科と連携し、「アセアンエネルギー若手研究者短期インターンシッププログラム」を開催しました。これは、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業により実施されたもので、各部局で海外から学生を受け入れインターンシップを行いました。

まず、エネルギー理工学研究所は、エネルギー生成部門量子放射エネルギー研究分野(大垣英明 教授・三浦孝一 研究員)にJASTIP事業の共同研究先である、キングモンクット工科大学トンブリ校から博士課程学生のSetkit Nattawutさん、Ruangdet Fugtuanさんを受け入れました。

また、エネルギー科学研究科は、エネルギー基礎科学専攻量子エネルギープロセス分野(佐川尚 教授)に、修士課程学生のSrisasiwimon NattidaさんとOranoot Sittipunsakdaさんが、エネルギー社会・環境科学専攻エネルギー社会工学分野(石原慶一 教授)では、キングモンクット工科大学ラカバン校から学部生のTitarat Thongpradithさんと修士課程学生のThanaphon Kansaardさんがそれぞれ、参加しました。

そして、工学研究科では、化学工学専攻分離工学研究室(佐野紀彰 准教授)に、チュラロンコーン大学から 修士課程学生のPurichaya KuptajitさんとKaranick Minakanishthaさんを受け入れ、「溶媒改質法による低品位炭やバイオマスの高効率利用」、「炭素あるいはストロンチウムを複合化した酸化チタンの作製」、「酸化チタンの光触媒性能評価」、「カーボンナノチューブ/ナノ粒子の生成と応用」を主テーマとし、研究指導を行いました。

6月27日には成果報告会を行い、全参加者が研修成果を発表しました。また、研修以外にも、食事や寺院の見学等、日本文化体験を通じて日本人の学生と交流を行いました。

これらの成果は、参加学生の今後の発展およびJASTIPの共同研究に大きく寄与することが期待されます。

研究室の学生との交流

歓迎会風景

宇治川にて研究室メンバーと

チュラロンコーン大学からの研修生と工学研究科化学工学専攻分離工学研究室のメンバー

京大ボート部を訪問し、ボート部員達の親切な指導を受けてのボート体験会

研究室ミーティング

研究室での集合写真

関連リンク

ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業(平成29年度実施)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/international/other/course_01/course29.html