13時00分~17時00分
京大アジアアフリカ塾「インドネシア・デイ」を開催します。
東南アジアから唯一、G20に参加しているインドネシア共和国は、世界第4位の人口を有するASEANの盟主とされ、数多くの日系企業が進出し、海外進出先としても人気の高い国となっています。また、地理面では世界で最も多くの島(1万3千以上)を有し、赤道直下で豊富な熱帯雨林を備えた自然豊かな国です。一方、多民族国家であることによる法律運用の問題や言語問題、宗教問題などからビジネス環境に問題を残しつつ、火山や自然災害が多いという特徴も有しています。
本セミナーでは、こうした2つの顔をもつ、インドネシアの「政治・経済・文化・宗教」と「自然環境」について、本学の7名の研究者がピッチ形式で登壇します。本学の特長であるフィールドワークを通して、現地調査に裏付けられた質の高い研究成果を紹介します。
また、現地政府からも高い評価を受けている一般財団法人日本インドネシア協会の「環境・技術協力」にも触れ、インドネシアを多角的な側面から深く探るイベントとなっています。
是非ご参加ください。
基本情報
- オンライン
オンライン開催(Zoomウェビナー使用)
- 卒業生の方
- 一般・地域の方
- 企業・研究者の方
企業・各種機関の方など
100名程度
一般:1,100円(税込)
日本インドネシア協会会員:無料
イベント内容
プログラム
第1部「インドネシアの政治・経済・文化・宗教」 | |
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13時10分~13時30分 | 政治「脱民主化するインドネシア-ビッグデータと暴力から考える」 岡本正明 教授(京都大学東南アジア地域研究研究所) |
13時30分~13時50分 | 経済「インドネシアの経済と社会への新しいメガネ: 最新の経済学・経済史研究の知見から」 町北朋洋 准教授(京都大学東南アジア地域研究研究所) |
13時50分~14時10分 | 文化「インドネシアのホラー映画に見る恐怖の起源」 西芳実准 教授(京都大学東南アジア地域研究研究所) |
14時10分~14時30分 | 宗教「イスラーム経済における格差是正への処方箋-インドネシアの喜捨の事例から-(仮)」 足立真理 研究員(京都大学東南アジア地域研究研究所) |
14時30分~15時00分 | 4名の講師による質疑応答 |
第2部「インドネシアの自然環境」 | |
15時10分~15時30分 | 林業・生物「インドネシアの生物多様性とその利用」 神崎護 教授(京都大学農学研究科) |
15時30分~15時50分 | 泥炭「泥炭⽕災適応策としての再湿地化と在来種植林による泥炭⽣態系の回復」 甲山治 教授(京都大学東南アジア地域研究研究所) |
15時50分~16時10分 | 泥炭(ドローン)「ドローン・衛星画像を使ったインドネシア泥炭地の人と自然のモニタリング」 渡辺一生 連携准教授(京都大学東南アジア地域研究研究所) |
16時10分~16時30分 | 環境・技術協力「熱帯泥炭地のランドスケープレベルでの管理とビジネスセクターの役割」 加藤剛 氏(クブ・ムリア・フォレストリ社(住友林業株式会社グループ)社長)(一般財団法人 日本インドネシア協会員) |
16時30分~17時00分 | 4名の講師による質疑応答 |
申し込み
以下のリンクよりお申込みください。
京大アジアアフリカ塾“インドネシア・デイ” お申込みフォーム
⼊⾦締め切り⽇︓2021年2021年3月18日(木曜日)
※カード決済、銀行振込、請求書払いが可能。振込先等の詳細については、申し込み受付の際に事務局からお送りするメールにてお知らせします。
備考
主催:一般財団法人日本インドネシア協会、京大オリジナル株式会社
共催:京都大学東南アジア地域研究研究所、京都大学人社未来形発信ユニット
京⼤オリジナル株式会社
担当︓岡⽥
E-mail︓ event1*kyodai-original.co.jp (*を@に変えてください)
Tel︓ 075-753-7766