「ムーンショット型研究開発事業」の研究開発プロジェクトに採択されました。(2020年9月18日)

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本学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)および生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)による「ムーンショット型研究開発事業」の研究開発プロジェクトに採択されました。

総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)は、日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進するものとして、「ムーンショット型研究開発制度」を創設し、6つのムーンショット目標を決定しました。
6つの目標のうち、目標2「2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現」の達成に向けた挑戦的な研究開発が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)により、また、目標5「2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出」の達成に向けた挑戦的な研究開発が、生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)により、それぞれ実施されます。
このたび、本学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が採択した5件の研究開発プロジェクトのうちの1件について選定されました。また、生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)が採択した10件の研究開発プロジェクトのうちの2件について、FS(Feasibility Study)的採択として選定されました。

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)採択の本学研究開発プロジェクト

・臓器連関の包括的理解に基づく認知症関連疾患の克服(プロジェクトマネージャー:髙橋良輔 医学研究科教授)
【教育研究活動データベース】
https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.d241efd0b5acbe82.html

生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)採択の本学研究開発プロジェクト

・先端的な物理手法と未利用の生物機能を駆使した害虫被害ゼロ農業の実現(プロジェクトマネージャー:日本典秀 農学研究科教授)
【教育研究活動データベース】
https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.3ce2ebe8a4dbf84c.html

・シロアリの破壊的木材分解能力を用いた未利用木材の飼料化と食料化(プロジェクトマネージャー:松浦健二 農学研究科教授)
【教育研究活動データベース】
https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.163d9b5e70331321.html

関連リンク

・ムーンショット型研究開発制度
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

・ムーンショット型研究開発事業におけるプロジェクトマネージャーの決定について(国立研究開発法人科学技術振興機構)
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1450/index.html

・ムーンショット型研究開発制度(目標5)プロジェクトマネージャーの採択について(生物系特定産業技術研究支援センター)
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/brain/136657.html