坂口志文 名誉教授(ウイルス・再生医科学研究所客員教授)がロベルト・コッホ賞を受賞しました。(2020年6月8日)

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坂口名誉教授

坂口志文 名誉教授(ウイルス・再生医科学研究所客員教授)がロベルト・コッホ賞を受賞しました。

ロベルト・コッホ賞は、医師・細菌学者であるロベルト・コッホが自身の結核に関する研究をサポートしてもらうことを目的に設立したもので、現在は、ロベルト・コッホ財団より、医学研究のなかでも主に微生物学・免疫学分野において優れた業績を残した者に授与されています。

坂口名誉教授は、自らが実証的にその存在を示した免疫抑制機能を担う「制御性T細胞」の研究を長年にわたり行ったことが評価され、今回の受賞となりました。同名誉教授の研究は、免疫学の学理のみならず自己免疫疾患やがん治療への応用にも繋がることが期待されています。 なお、これらの業績に対して、2017年には文化功労者の顕彰を受け、2019年に文化勲章を受章しています。

授賞式は、2020年11月にドイツのベルリンで行われる予定です。

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