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Natural and Noble
自然に親しみ、広く深く学び、高い品格と高潔な態度を身に付けられるよう、
全学の意識を高め、魅力あるカリキュラムや快適な学びの環境および
制度を作ります。

N はNatural and Noble。京都大学は、三方山に囲まれた千年の都に位置し、自然の景観に恵まれ、高い水準の文化と歴史に包まれた環境にあります。昔から京都大学の研究者は、これらの豊かな環境の下で自然と触れ合い、多くの新しい発想を育んできました。これまでに9人のノーベル賞、2人のフィールズ賞をはじめとする多くの世界的な賞の受賞者を輩出し、西田哲学、霊長類学など世界に類のない新しい発想や学問を生み出してきたのも、京都のこうした環境によるところが大きいと言えましょう。また、京都の市民も京都大学の学生に古くから親しみ、時には教育的な配慮をもって接してきました。京都大学の学生の高い品格や倫理観は京都の自然と社会的環境によって醸成されてきたように思います。今後もこの伝統を受け継ぎながら、新しい時代に適合しつつそれを先導するような精神を培っていきたいと考えています。

芦生研究林「教育・研究利用現地ツアー」
芦生研究林「教育・研究利用現地ツアー」

重点戦略3ー1

教育研究環境の整備・充実を図ります。

快適なキャンパス環境の提供等
1.学生が快適なキャンパスライフを送ることができる環境を整備します。併せて、サステイナブルキャンパス*の構築を目指して、京都大学キャンパスマスタープラン*(2013)を逐次更新し、「インフラ長寿命化計画」に基づく施設の長期活用に向けた適切な維持管理などの取組や環境賦課金制度を活用した環境負荷低減の継続・促進などを図るとともに、地球社会の調和ある共存に寄与する学生・教職員の意識の向上に努めます。
学生・教職員の健康増進
2.「大学から人々と社会の身体的・精神的な健康を創造する」を目標に、「京都大学ヘルシーキャンパス」の取組を推進します。大学に関わる人々の健康が増進するだけでなく、市民との連携のもと「健康を大事にする文化」を社会に広げ、根付かせることを目指します。

重点戦略3ー2

自然に学び、異文化と交流できる機会を増やします。

フィールドワークやカリキュラムの充実
1.創立以来培ってきた精神(自学自習、自重自敬、自得自発など)を踏まえ、現場体験も重視しながら、学生が自然に学び、京都の文化的・歴史的遺産や異文化と触れ合えるカリキュラムを増やし、行政、企業、民間団体と協力して交流事業の充実を図ります。

重点戦略3ー3

コンプライアンスの強化を図ります。

コンプライアンスの強化
1.学生と教職員の高い倫理性の堅持と社会的信頼の維持・向上を図るため、総括的なコンプライアンス体制の下、コンプライアンス教育・啓発を一層充実させるとともに、リスク・マネジメントの発想に基づく、予防的措置に重点を置く環境整備および制度構築を図ります。
サマープログラム「China-Japan-Korea SERVE Initiative 2017」
サマープログラム「China-Japan-Korea SERVE Initiative 2017」
  • 省エネを目指したグリーンカーテン
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  • エコ~るど京大初夏の陣
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  • 「京都大学ヘルシーキャンパス」キックオフフォーラム「学生が考える健康づくり対談」の様子
    「京都大学ヘルシーキャンパス」キックオフフォーラム
    「学生が考える健康づくり対談」の様子
  • 「京都大学ヘルシーキャンパス」キックオフフォーラム集合写真
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