第22回 2009年6月22日(月曜日)開催

第22回 2009年6月22日(月曜日)開催

議事

  1. 平成20事業年度に係る業務の実績報告書(案)について
  2. 第二期中期目標・中期計画(素案)について
  3. 国立大学法人京都大学有期雇用教職員就業規則及び国立大学法人京都大学時間雇用教職員就業規則の一部改正について
  4. 平成20事業年度決算について
  5. 平成22年度概算要求について
  6. 京都大学における設備整備計画(設備マスタープラン)の改訂について

議事録

出席者
松本総長(議長)、有本委員、江﨑委員、大嶌委員、大西珠枝委員、大西有三委員、川井委員、北委員、佐藤委員、塩田委員、Chocat委員、土岐委員、西村委員、藤井委員、森委員、八尾委員、八木委員、吉川委員
欠席者
宇治委員、国谷委員、立石委員、畚野委員、町田委員、山田委員
  • 議事録承認(平成21年3月26日開催分)
  • 議事録承認(書面審議)(平成21年5月開催分)

議事

  1. 平成20事業年度に係る業務の実績報告書(案)について
    点検・評価実行委員会及び大学評価小委員会で取りまとめられ、大学評価委員会において了承された「平成20事業年度に係る業務の実績報告書(案)」について説明があり、了承された。
  2. 第二期中期目標・中期計画(素案)について
    「第二期中期目標・中期計画(素案)」について説明があり、了承された。
    また、今後、修正が必要となる場合には、総長に一任することで了承された。
    委員による主な意見等は次のとおり。(○:質問・意見 ●:回答)
    ○ 中期目標の『Ⅰ 大学の教育研究等の質の向上に関する目標』、『3 その他の目標』の『(1)社会との連携や社会貢献に関する目標』に、「世界都市・京都における文化の継承」と記述されているが「歴史都市・京都における文化の継承」が相応しいと思われる。
    ● 検討させていただきます。修正については、総長に一任いただきたい。
  3. 国立大学法人京都大学有期雇用教職員就業規則及び国立大学法人京都大学時間雇用教職員就業規則の一部改正について
    国立大学法人京都大学有期雇用教職員就業規則及び国立大学法人京都大学時間雇用教職員就業規則の一部改正について説明があり、了承された。
  4. 平成20事業年度決算について
    平成20事業年度財務諸表、事業報告書及び決算報告書に基づき説明があり、文部科学大臣あて提出することが了承された。
    また、「利益の処分に関する書類」に係る教育研究等積立金については、文部科学大臣の承認を受けた後、その使途については役員会に一任することで了承された。
  5. 平成22年度概算要求について
    平成22年度概算要求事項について、企画委員会、財務委員会及び施設整備委員会での審議結果を踏まえ、取りまとめた結果について説明があり、了承された。
  6. 京都大学における設備整備計画(設備マスタープラン)の改訂について
    財務委員会において中長期的な観点から今後の設備整備の在り方について策定された「設備整備計画(設備マスタープラン)」の一部改訂について説明があり、了承された。

報告事項

  1. 中期目標期間の業務の実績に関する評価結果等について
    国立大学法人評価委員会から「中期目標期間に係る業務の実績に関する評価結果」が本学に送付されたことについて報告があった。
    また、大学評価・学位授与機構が「法学研究科法曹養成専攻(法科大学院)」は、大学評価・学位授与機構が定める法科大学院評価基準に適合していると判断されたこと、並びに、「医学研究科社会健康医学系専攻専門職学位課程(専門職大学院)」は、外部評価委員会が定めた評価基準を満たしていると判断されたことについて報告があった。
  2. 労使協定の締結について
    平成21年3月25日に過半数代表者と協議の結果、労使協定を締結した旨報告があった。
  3. 平成21年度補正予算の概要について
    平成21年度補正予算の概要について報告があった。
    委員による主な意見等は次のとおり。(○:質問・意見 ●:回答)
    ○ 「世界最先端研究支援強化プログラム(研究者最優先の研究システム)」は、京都大学として対応するのではなく、研究者が中心となって申請をするのか。
    ● 公募要項を見ないと判らないが、大学長名による申請にはならないと聞いている。なお、申請されるチームには、京都大学全体として支援することを考えている。
  4. 平成20年度監事監査に関する報告書について
    平成20年度に実施した監事監査について報告があった。
  5. 平成21年度監事監査計画について
    平成21年度における監事監査計画について報告があった。
  6. 平成21年度会計監査人の選任について
    平成21年度会計監査人候補者について、新日本有限責任監査法人を選任した旨報告があった。
  7. その他
    (1)学外委員との懇談会に係るご意見について
    東京と京都で開催した経営協議会学外委員との懇談会における、ご意見、ご提案について総長より紹介があり、今後の大学運営に活かしていきたいとの発言があった。
    (○:意見)
    ○ 京都大学教員の話題になった著書等をホームページで紹介してはどうか。
    ○ 京都大学のホームページに企業からリンクを張ってもらうなど、京都大学のホームページを見てもらう機会を増やして、京都大学の活動に関心を持ってもらうような工夫をしてはどうか。
    ○ 留学生の受け入れを進めるだけでなく、日本人学生を海外留学させることにも力を入れて欲しい。
    ○ 企業が求めるグローバルなマーケットでのビジネス展開に、大学の知を活用する取り組みを進めてはどうか。
    ○ 教員の身分を保障したうえで、企業に一定期間出向させるなど、人材の流動性を高める仕組みを構築してはどうか。

    (2)委員からのご質問について
    事前に委員から提出された質問事項(中期目標・中期計画の素案に関連する意見等)について、総長及び担当理事より回答があった。 
    (○:質問・意見 ●:回答)
    ○ 総長の講演、発言をまとめ、強いメッセージとして公表してはどうか。
    ● 現在、総長室を中心に検討を進めている。
    ○ 京都大学のキーワード「対話を根幹とした自学自習」などの解説を作成してはどうか。
    ● 高校生を対象とする大学説明会では、キーワードの解説などを作る必要があると思っている。
    ○ 全学共通教育、学部教育、大学院教育の連関を俯瞰的・可視的に把握する具体的な措置は如何にするのか。
    ● 教育制度委員会において、全学的な検討を開始したところである。