京都大学・早稲田大学・黄桜株式会社共同開発「ブルーナイル」がアジアビアカップ2013で銅賞受賞しました。(2013年6月7日)

京都大学・早稲田大学・黄桜株式会社共同開発「ブルーナイル」がアジアビアカップ2013で銅賞受賞しました。(2013年6月7日)

 このたび、アジアビアカップ2013の最終審査が東京で行われ、本学・早稲田大学・黄桜株式会社が共同開発した発泡酒「ブルーナイル」がボトル・缶部門フレーバービールカテゴリーで銅賞を受賞しました。

 アジアビアカップは日本地ビール協会と日本ビアテイスター協会の主催で第1回が1998年に開催されたビール系飲料の鑑評会です。今年は6カ国(日本、韓国、台湾、中国、シンガポール、ベトナム)49ブルワリーから165銘柄が出品されました。

 ブルーナイルは2007年にナイルシリーズの第2弾として発売された発泡酒です。古代エジプトで栽培されていた「デュラム小麦」(エンマー小麦の近縁種)と麦芽を主原料に使用し、副原料として東アジア原産で特に日本で広く栽培されている「ゆず」と地中海東部原産の香辛料「コリアンダー」が絶妙のバランスで加えられています。ブルーナイルは古代エジプト、地中海、そして日本という三つの文明がつくりだす華やかでさわやかな香りと味を持ったビール系飲料として好評で、これまでに約9万3千本が出荷されています。

 

用語解説

発泡酒

酒税法における発泡酒類の分類上、ブルーナイルは麦芽を78%以上使っているにも関わらず指定外の副原料である「ゆず」と「コリアンダー」を加えているため、ビールではなく発泡酒になります。