京都大学病院事務職員採用案内

京都大学病院事務職員採用案内

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京都大学医学部附属病院は、31診療科及び29中央診療センター等を有し、生体肝移植、生体肺移植など質の高い高度先進医療(注1)の提供を行う特定機能病院(注2)として、京都府下でもトップクラスの医療機関です。

また、医学部の附属教育研究施設として、将来の医療を担う医療従事者の育成を行うとともに、医学の発展・推進のための最先端の研究開発を行うこと等を通じて社会に貢献しています。

本病院では、医師、看護師のほか、薬剤師、検査技師、放射線技師等の職員約2.500人が、1日平均2,520人の外来患者と1,000人の入院患者の診療のために各々の業務に従事しており、そのうち事務職員は約 320人(12.8%)を占めています。このように本病院は、京都大学でも最大の規模を有する組織と言えます。

また、本病院は、年間約247億円の病院収入があり、これは京都大学の収入(運営費交付金及び外部資金を除く。)の約65%に相当するものであり、収入面で大学に対して非常に大きな貢献をしています。

病院の事務部を紹介しますと、 (1) 総務・広報・人事等を担当する総務課、 (2) 財務管理・経営分析・医療情報管理等を担当する経営管理課、 (3) 産学連携関係経費、物品・薬品等の契約を担当する経理・調達課、 (4) 医療安全・医療訴訟・診療費の収納及び債権管理業務等を担当する医療サービス課、 (5) 外来や入院の窓口業務、病歴管理、地域連携、診療報酬請求事務、医療福祉相談等の医療事務を担当する医務課の5つの課があります。

病院事務職員に採用されると、これらの課で病院のさまざまな業務を経験することになります。

人材育成の一環として、本部等への異動や他の国立大学病院等との人事交流及び民間医療機関への派遣研修等を通じて、幅広い経験や資質の向上を図り、医療事務という専門的業務だけでなく、将来の病院経営を担うマネージメント能力を有する病院幹部職員(医療スペシャリスト)を養成していこうと考えています。

病院事務に興味・意欲を有する優秀な方々にぜひ来ていただきますよう、 心よりお待ちしています。

(注1)高度先進医療とは、新しい医療技術の出現や医療に対するニーズの多様化に対応して、先進的な医療技術と一般の保険診療の調整を図る制度です。
高度先進医療を行う病院は、高度な技術を持つ医療スタッフと、質・量ともに十分な施設・設備が必要で、高度先進医療を取り扱うのは、専門家や関係審議会でこうし た条件を満たしていると認められた病院に限られます。

(注2)平成4年7月に一部改正された医療法により、病院は長期慢性疾患を取り扱う療養型病床群、高度の医療水準を要する疾患の診療にあたる一般病院、さらに高度の専門的な医療の開発と実践にあたる特定機能病院に分類されました。
特定機能病院は、医療施設機能の体系化の一環として、高度の医療の提供、高度の医療技術の開発及び実践を行うにふさわしい人的資源、構造・設備を備えた病院に対 して、一般の病院などから紹介された高度先端医療行為を必要とする患者に対応する病院として厚生労働大臣が認可するもので、本病院は平成7年2月1日に認可されました。