山中伸弥 iPS細胞研究所長・教授がノーベル賞授賞式に出席しました。(2012年12月11日)

山中伸弥 iPS細胞研究所長・教授がノーベル賞授賞式に出席しました。(2012年12月11日)

前のページに戻る

山中伸弥 教授のノーベル賞授賞式に当たって

平成24年12月11日 京都大学総長 松本 紘

 このたびスウェーデン・ストックホルムにおいて、ノーベル賞授賞式が開催され、本学山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を授与されましたことに対し、心からお慶びを申し上げます。

 山中教授は、生物学の常識を覆し、未だ科学になっていない「未科学」の分野に挑み、科学の領域に拡げられました。「未科学」の分野に挑戦することは、科学者にとって非常に難しく、勇気のいることであり、山中教授がこれに挑戦されましたことは本当に素晴らしいことと思っております。今後さらに研究に邁進して、成果を出されることを期待しております。

 本学といたしましても、iPS細胞の研究推進はもとより、今後ともノーベル賞級の研究成果が本学から生まれるよう、より一層の研究環境の整備を行うとともに、世界トップレベルの人材育成を実現できるよう大学改革を着実に進めてまいりますので、関係各位におかれましてもなお一層のご支援ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。