阿部政光 霊長類研究所技術専門職員および髙橋涼子 医学部附属病院副看護師長が医学教育等関係業務功労者として表彰されました。(2011年11月24日)

阿部政光 霊長類研究所技術専門職員および髙橋涼子 医学部附属病院副看護師長が医学教育等関係業務功労者として表彰されました。(2011年11月24日)

 このたび、阿部政光 霊長類研究所附属人類進化モデル研究センター技術専門職員および髙橋涼子 医学部附属病院看護部副看護師長が医学教育等関係業務功労者として表彰されました。 

 この表彰は、文部科学省が医学または歯学に関する教育・研究もしくは患者診療等の業務に関し、顕著な功労のあった方を対象に毎年行っているものです。

阿部政光 霊長類研究所附属人類進化モデル研究センター技術専門職員

 阿部技術専門職員は、30年以上の長期にわたり、サル類の給餌管理・栄養管理に従事し、サル類の健康管理ならびに個体数維持、それにともなう繁殖管理に多大な貢献をしました。

 また、霊長類研究におけるサル類の維持管理に技術改良・工夫を重ね、飼育室内外の環境整備を推進し、サル類の健康福祉の向上に熱心に取り組んできました。これらの専門技術の後進への継承・指導に優れ、霊長類学ならびに医学生物学の教育研究の発展に寄与しました。

髙橋涼子 医学部附属病院看護部副看護師長

 髙橋副看護師長は、35年の永きにわたり、皮膚科・形成外科での感覚器の看護をはじめ、助産業務、精神科看護、泌尿器科外来看護に携わり、豊かな経験と専門的知識を持って、患者中心の看護の構築に尽力しました。

 また、後輩に対する指導も丁寧で面倒見よく、自らも常に率先して看護技術の修得、開発に努力し、永年にわたる看護の経験を生かして、困難な業務を遂行するとともに医学教育に協力し、医療の発展に貢献しました。