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中国・清華大学でAPRU 第15回年次学長会議およびGlobal Summit of University Presidents 2011(GSUP)が開催されました。(2011年4月23日・24日)

 本学が加盟するAssociation of Pacific Rim Universities(APRU)(環太平洋大学協会)の第15回年次学長会議(Annual Presidents Meeting)が中国・北京の清華大学で2011年4月24日に開催されました。APRUは環太平洋圏の主要大学間の相互理解を深め、環太平洋地域社会にとって重要な諸問題に対し、高等教育機関の立場から協力・貢献することを目的として設立された大学協会で、現在16カ国(地域)42大学が加盟しています。第15回年次学長会議には、加盟校から学長・副学長を中心に約100名の参加がありました。本学からは、松本紘 総長、森純一 国際交流推進機構長、小寺秀俊 副理事、国際交流推進機構職員1名、研究国際部職員1名の計5名が出席しました。

 議長であるカリフォルニア大学サンタバーバラ校 Henry T. Yang 学長の議事進行のもと、APRUの新しい事務局長の選出、APRU理事会構成メンバー、2010-2011年財務および事業活動報告等について審議されました。APRU理事会構成メンバーについては、松本総長が2009年7月よりアジア日本枠の理事会メンバーとして2年間務めてきましたが、本会議にて2013年6月までの任期延長が承認されました。さらに、現在空席となっているラテン・アメリカ枠、アジア全体枠の2席について審議されるとともに、理事会メンバーの選考規程が定められ、メンバー選考の透明性が図られました。また、2010-2011年事業報告では、昨年11月24日~26日の日程で本学生命科学研究科と物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)が中心となって開催したAPRUのリサーチ・シンポジウム「Interface between Molecular Biology and Nano-Biology」の報告がありました。

 会議前日の4月23日には、清華大学創立百周年を記念して、同大学にてGlobal Summit of University Presidents 2011(GSUP)が開催されました。APRU加盟大学を含む世界の140余大学の学長・副学長が参加しました。主催校の清華大学 Gu Binglin 学長、中国教育部のYuan Guiren 大臣、APRUのYANG議長の挨拶の後、Liu Yandong 中央政治局委員の基調講演で始まり、午前のスピーチセッションでは、参加校の6校の学長がグローバリゼーションによって引き起こされる地球規模の諸問題に対して、世界の高等教育機関として執るべき対応・行動についてのスピーチがありました。また、午後のセッションでは、五つのテーマのもと、七つの分科会に分かれ、グローバリゼーションに対する高等教育機関の役割について議論が行われました。松本総長は、「Interdisciplinary Research Development」をテーマにした分科会にてプレゼンテーションを行いました。これまでの近代文明・近代科学の抱えるパラドックスを指摘し、我々人類や地球の生存を可能とするInnovationを起こすことのできるリーダーシップを持った人材の育成に取り組むべきであると提案し、本学の取り組みを紹介しました。

 分科会後に行われたサミットの全体総括では、清華大学のGU学長により、サミットに参加した高等教育機関の学長は「人知および高等教育の発展に向けた他大学との協力(Cooperation)」、「未来のリーダーとなる人材育成(Cultivation)」、「環境、健康、エネルギーといった世界規模の問題解決への貢献(Contribution)」、「文化交流促進のための高等教育社会における相互作用の創出(Creation)」の四つの「C」を高等教育機関の重要な役割と認識し、各大学を更に進歩させるという共同声明の発表があり、幕を閉じました。


APRU年次学長会議にて出席者と議論する松本総長(右端)

清華大学創立百周年の記念植樹に出席した森機構長(右)と記念植樹園をデザインした李樹華(LI Shuhua) 清華大学建築学院教授(本学農学研究科 博士後期課程 1997年修了)

Global Summit of University Presidents 2011(GSUP)の様子
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