益川敏英本学名誉教授らが京都府特別栄誉賞を受賞(2008年10月17日)

益川敏英本学名誉教授らが京都府特別栄誉賞を受賞(2008年10月17日)

 10月7日にノーベル物理学賞受賞が発表された益川敏英本学名誉教授及び小林誠高エネルギー加速器研究機構名誉教授に対し、京都府から京都府特別栄誉賞が贈られることになりました。

 京都府特別栄誉賞は、特筆すべき業績により、京都府の名誉を世界的若しくは顕著に広め、広く府民に夢と希望、力と勇気、感動を与えたものに対し、その栄誉を称えるために贈られるものです。

 今回の益川敏英・小林誠両氏の同賞受賞は、素粒子理論の研究過程において、京都大学理学部助手時代に共同発表した「小林・益川理論」により2008年ノーベル物理学賞を受賞され、京都府の名誉を世界的に広め、広く府民に希望と力などを与えたことに対し、その栄誉を称えるものです。

 また、同時に京都大学及び益川名誉教授が現在、所属している京都産業大学に対し、自由な学問研究環境や教育環境などを生み出し、素粒子理論では故湯川博士以来半世紀ぶりの快挙となるノーベル賞受賞者の育成や京都に育まれている基礎物理学の伝統の堅持・発展に貢献したとして感謝状が贈られることになりました。