「京都大学シニアキャンパス2008」を開催しました。(2008年10月1日~3日)

「京都大学シニアキャンパス2008」を開催しました。(2008年10月1日~3日)

 10月1日から3日間、京都府商工労働観光部、宇治市観光協会等の協力を得て「京都大学シニアキャンパス2008」を開催しました。今年で4年目を迎えた今回は、定員50名に対し過去最高の75名もの応募があり、抽選の結果、北は北海道から南は九州まで、全国から30歳代~80歳代の45名の方が参加されました。

 「交響する身体-千年のときを歩く-」をテーマに、初日は時計台記念館において、「歓迎の挨拶」を皮切りに、「オープニング講義」「参加者交流タイム」、西山良平人間・環境学研究科教授による講義「西暦1000年前後の平安京」のほか、「授業参加企画」や「学びの夕べ」が行われました。

 また、2日目は、宇治キャンパスに移動し、小山勝二理学研究科教授による講義「京都1000年の天文学散歩」を開講、その後、宇宙太陽発電所研究棟などの施設見学を行いました。午後には宇治平等院や宇治上神社などでフィールド学習を行い、さらに夕刻から「学びの交流」と題して、地域サークル「源氏のつどい」の方々とも交流をもち、「学び」についての活発な意見交換も行いました。

 最終日は、吉田キャンパスに戻り、5名程度のグループに分かれて教員と直に触れあうミニゼミや午後からは全学共通科目の授業に参加、学生と同じ目線で真剣にノートを取っている受講者の姿も見られました。最後に、この3日間のまとめと各自の次の一歩への取り組みを発表する「学びを振り返るゼミナール」が行われ、3日間の課程を修了された受講者一人ひとりに修了証書が手渡されました。

 今回のシニアキャンパスは、昨年までと違った新しい企画を取り入れましたが、大変好評で、受講者から来年も引き続き実施してほしいとの声が多く寄せられています。


開講式(西村副学長の挨拶) 

施設見学(宇宙太陽発電所研究棟) 
 
フィールド学習(宇治上神社)
 
学びの交流(源氏のつどい)
 
学びを振り返るゼミナール
 
修了式