高井リサーチセンターの開設記念行事を実施しました。(2008年9月10日)

高井リサーチセンターの開設記念行事を実施しました。(2008年9月10日)

 医学研究科では人間健康科学系専攻校舎において、高井リサーチセンターの開設記念行事を実施しました。
同専攻は、昭和50年に医療技術短期大学部として設置されて以来、医療の現場で活躍する医療技術者を送り出してきました。現在は、医学研究科の第4番目の専攻として疾病のキュアのみならずケアの視点から、そしてからだの健康とともにこころの研究を追求するため、その理論を確立し実践へと展開しています。


  高井リサーチセンターは、高井保治氏(株式会社フジタカ代表取締役社長、左写真)が本学の教育研究環境の充実及び産学連携推進に寄与するため、その建設費用の一部を寄附されたのを受けて、平成20年3月に既設の人間健康科学系校舎の1~4階部分に1,400平方メートルを増築し、そのうち1,100平方メートルがリサーチセンターとなっております。今後、研究室等を順次整備する予定です。

 人間健康科学系校舎の西側玄関前で看板除幕式を行った後、5階の大講義室で記念式典、記念講演会を行い、そのあと学舎見学と祝賀会を行いました。
記念式典では、塩田医学研究科長、尾池総長、笹田専攻長、高井社長の挨拶のあと、尾池総長から高井社長へ感謝状が贈呈されました。
  記念講演では、尾池総長が「地震に備えて震災に備える」と題して、日本や世界での地震の実例と地震に備える心構えなどについて、時折ユーモアも交えて話されました。一般の方を含めて約100名の出席者があり、なごやかな雰囲気のうちに講演会を終えました。

  
左から、京都大学の塩田浩平医学研究科長、北徹理事・副学長、尾池和夫総長、高井保治株式会社フジタカ代表取締役、京都大学の西村周三理事・副学長、中森喜彦理事・副学長、笹田昌孝人間健康科学系専攻教授

尾池和夫総長の挨拶

高井リサーチセンター開設記念式典 挨拶

  • 毎日新聞(9月11日 23面)に掲載されました。