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京都大学が開発した「判定サーチ」が「Yahoo!ラボ」にて公開

2011年7月19日

 田中克己 情報学研究科教授、大島裕明 同助教らのグループは、「Yahoo!検索」の結果ランキング(検索結果の掲載順)を、独自に計算された専門度とメジャー度で並び替えを行う「判定サーチ」サービスを開発し、ヤフー株式会社(東京都港区 代表取締役 井上雅博)の協力のもと「Yahoo!ラボ」にてウェブアプリケーションとして、平成23年7月11日公開しました。(URL http://infocred.yahoo-labs.jp/hantei_search/)

検索結果の信憑性判定を支援する

 このサービスの基となる研究は、独立行政法人情報通信研究機構の高度通信・放送研究開発委託研究「電気通信サービスにおける情報信憑性検証技術に関する研究開発」の一環として、情報学研究科の田中教授、大島助教らのグループによって行われた。Web検索結果の信憑性をユーザが判断する際に助けとなるような各種指標を、ウェブマイニング手法を用いて計算する。

「判定サーチ」の特長

 「Yahoo!検索」の結果に、そのページの性質を判定するための「専門度」(ウェブページの専門性の程度)と「メジャー度」(類似したウェブページの多さ)の2つを付与して表示する。さらに、Yahoo!検索の元のランキング(検索結果の掲載順)に対して、「専門度」と「メジャー度」を考慮した、再ランキングを行うことが可能となっている。

「判定サーチ」の使い方

  • ウェブ検索
    検索ボックスにワードを入力し、検索ボタンをクリックする。まずは通常の「Yahoo!検索」の結果ランキング(検索結果の掲載順)が表示される。
  • 再ランキング
    ランキングチューナーを使って検索結果を再ランキング(並び替え)することができる。
    ランキングチューナーとは、検索画面の右端に表示された三角形部分であり、この三角形の中にあるピンをマウスでクリックして移動させることで、通常の「Yahoo!検索」の結果ランキング(検索結果の掲載順)、および、独自計算の専門度とメジャー度をブレンドすることができる。

Yahoo!ラボ

 「Yahoo!ラボ」(http://labs.yahoo.co.jp/)は、Yahoo! JAPANの「研究開発プロダクト」のショーケースであり、ユーザのフィードバックを受けながらサービスを育てるプラットフォーム。外部の教育研究機関やYahoo! JAPANのエンジニアが、新しい技術やおもしろいアイデアを盛り込んだプロダクトをスピーディーに形にして、サイトを通じていち早く紹介するもの。

ニュースリリース

 

  • 日刊工業新聞(8月2日 20面)に掲載されました。