公開講座 平成26年度(第78回)京都大学 食と農のマネジメント・セミナー 第2クラス 環境評価のための基礎実習(初級編)-環境政策や環境経営の費用対効果を分析する方法を解説-

公開講座 平成26年度(第78回)京都大学 食と農のマネジメント・セミナー 第2クラス 環境評価のための基礎実習(初級編)-環境政策や環境経営の費用対効果を分析する方法を解説-

 本講習クラスは、温暖化対策や生物多様性の保全などの環境対策の経済効果を評価することで、環境政策や環境経営の費用対効果を分析する方法を解説するとともに、環境行政や環境経営の専門家を養成することを目的としています。

 自然環境には価格が存在しないことから、環境対策の効果を金銭単位で評価するためには、特殊な評価手法を用いる必要があります。こうした評価手法には行政も注目しており、たとえば環境省は「環境経済の政策研究」の中で生態系サービスや水質改善の経済評価を実施しています。そこで、環境対策の経済効果を評価する手法を紹介するとともに、環境政策や環境経営の実際の場面においてどのように使われているのかについても最新動向を解説します。

開催日

京都会場: 2014年11月14日(金曜日)
東京会場: 2014年11月15日(土曜日)

場所

京都会場: 京都大学農学部大会議室
東京会場: 京都大学東京オフィス

対象

環境行政担当者・企業の環境経営部門担当者等

定員

各会場50名

講義と講師

「環境評価手法とは」 栗山浩一 京都大学農学研究科教授 
「環境評価手法の実際(1) 環境の価値と評価手法」 同上
「環境評価手法の実際(2) CVM(仮想評価法)とコンジョイント分析」 庄子 康 北海道大学農学研究科准教授
「環境評価手法の実際(3) トラベルコスト法」 柘植隆宏 甲南大学経済学部准教授

講習料

6,200円
他にテキスト代3,500円(予定)が必要です。

申し込み方法

開催要領および申込用紙を下記申し込み先まで請求してください。申込用紙は以下のリンクからもダウンロード可能です。

申込書に必要事項を記入し、返信用封筒(長3規格、切手82円貼付、返信左記の住所・氏名記入)を同封のうえ申し込んでください。申し込み受理後、受講者決定通知および講習会案内を発送します。

申し込み期間

2014年8月18日(月曜日)~10月14日(火曜日)まで
(必着・定員になり次第締め切ります)

申し込み・問い合わせ

京都大学農学研究科生物資源経済学専攻「公開講座係」
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
Tel: 075-753-6200