セクション

平成22年京都大学高知講演会「森・里・海」

日時

平成22年10月30日(土曜日)15時00分~17時00分(開場14時30分)

会場

高知サンライズホテル・2階向陽
〒780-0870
高知県高知市本町2-2-31
Tel: 088-822-1281

定員

150名(先着順)

参加費

無料

申し込み

不要(どなたにもご参加いただけます)

講演内容

「海の生き物の多様性 その恵みを守り使うことを考える」
講師:京都大学フィールド科学教育研究センター 白山義久 センター長

海洋生物の多様性を調べつくそうという野心的な国際研究計画が進行中です。海洋生物のセンサス(Census of Marine Life)と名付けられたこの研究計画では、世界80カ国2000名以上の研究者が、海洋生物の多様性の解明を目指して、様々な視点から研究を展開してきました。その結果は、OBISという名前のデータベースにまとめられています。現在のところ海洋生物の多様性に関する我々の知見は、まだ全体のほんの一部であることがはっきりしてきました。おそらく数百万種を下らないと予測される多様性のうち、わかっているのは、どんなに多めに見積もっても1割くらいでしかありません。9割以上の生物が未発見のままだといえます。そしてこの膨大な多様性が、いま急速に失われつつあります。生物多様性条約は、この多様性の損失を避けるために、海洋保護区を早急に設置すべきであると決議しようとしています。しかし、保護区も有効な場所に設定し、適切に管理しなければ、意味がありません。今後とも海洋生物学者は、海洋生物の多様性を解明するために、膨大な努力を傾けて、失われつつある自然を保全することの価値を、明確な科学的根拠に基づいて明らかにしてゆく必要があるのです。

「仁淀川流域で探求する森里連環」
講師:京都大学フィールド科学教育研究センター 柴田昌三 副センター長

京都大学フィールド科学教育研究センター(フィールド研)は、2003年4月に農学部附属の6演習林・試験地、水産実験所、亜熱帯植物実験所、理学部附属の臨海実験所が集まって、フィールド科学を実践する部局として誕生しました。同時に、これらの森から海に至る各フィールドを通して提供できる教育・研究の軸として「森里海連環学」という統合学問分野を提唱しました。この学問の動機付けは、現在全国で荒廃する自然環境を再生するには、森から海に至る様々な生態系を別々に研究していては、問題の解決にならないという意識にあります。フィールド研では、森里海連環学の考え方に基づく数多くの教育を学内外に展開する一方で、社会連携に基づいて、それを実践する場を探してきました。そして、2009年度からその場の一つとして、高知県や関連自治体の深いご理解を得て、仁淀川流域旧池川町の森林管理とそこから下流に至る河川を対象にした研究活動を始めました。その活動は開始されたばかりですが、得られつつある情報に基づいて、仁淀川流域における森里海連環について考えたいと思います。

問い合わせ先

〒606-8501
京都市左京区吉田本町
京都大学 企画部 社会連携推進課
Tel: 075-753-2233
FAX: 075-753-2286
E-mail: kinen52*mail.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

主催

京都大学

後援

京都大学教育研究振興財団/日本財団

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