医学部附属病院 新病棟「積貞棟」(寄附病棟)の起工式を実施しました。(2008年7月8日)

医学部附属病院 新病棟「積貞棟」(寄附病棟)の起工式を実施しました。(2008年7月8日)

前のページに戻る

新病棟「積貞棟」(寄附病棟)の特徴

「主にがんの治療を目的とした病棟」
がんは日本人の死因の第1位を占め、その克服は国民的課題となっている。
また、今後のがん治療は患者個人個人の個性に応じたオーダーメイド医療が必要となっており、これらの克服は京大病院の責務であると考えている。
このため、「積貞棟」では、新しい取り組みとして、診療科の垣根を越えた全人的・集学的・横断的な集学的治療を行う病床フロア(2階)を設置し、3階からは主にがんを治療する診療科の病床を収容する病棟とした。
また、外来化学療法部、がん情報センター等を1階に設け、がんの外来診察治療等も行う施設となっている。

(参考)

<集学的治療により期待される効果>

  1. これまで、それぞれの診療科で治療方針が提示されていたが、関係診療科による統一的な治療方針が提示できるようになる。
  2. 医師がお互いの知識を共有できるため、治療の質が高まり、治療方針も迅速に決定される。
  3. チーム医療の教育の場として活用できる。