工学研究科の田中功教授が2008年度フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞しました。(2008年6月20日)

工学研究科の田中功教授が2008年度フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞しました。(2008年6月20日)

田中 功 工学研究科教授

 田中功 工学研究科教授が、ドイツ連邦共和国より、2008年度フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞することになりました。

 フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞は、1978年に当時の西ドイツ大統領が来日したことを記念して創設されたもので、毎年、優れた業績を挙げ、日本とドイツ連邦共和国の文化・学術交流に貢献のあった50歳以下の日本人研究者1名に授与され、今年で第30回目を迎えます。田中教授の受賞は、材料科学分野では初めてであり、京都大学からの受賞は第1回の沼正作博士から数えて5人目となります。

 田中功 工学研究科教授(材料工学専攻)は、これまで、セラミックス材料科学の分野で優れた業績を挙げる一方、ドイツ人研究者との共同研究やドイツの研究プロジェクト評価等ドイツとの研究協力活動を展開してきましたが、それらの評価が今回の受賞につながりました。

 なお、授与式は来る6月24日にベルリンのドイツ大統領官邸にて行われ、ドイツ連邦共和国大統領より直接、田中教授に賞が授与される予定です。


  • 朝日新聞(6月28日 30面)、京都新聞(6月21日 1面および31面)、産経新聞(7月1日 25面)、日刊工業新聞(6月23日 24面)、毎日新聞(6月24日 20面)および読売新聞(6月21日 34面)に掲載されました。