オーストラリア首相ケビン・ラッド講演会を開催しました。(2008年6月9日)

オーストラリア首相ケビン・ラッド講演会を開催しました。(2008年6月9日)

 オーストラリア首相ケビン・ラッド氏の講演会が、芝蘭会館稲盛ホールで開催されました。主催はオーストラリア大使館及び京都大学、外務省が後援しました。
 当日は、ケビン・ラッド首相が到着され、尾池和夫総長と固い握手を交わされました。その後、稲盛ホールにおいて 「豪日の取り組み-気候変動と軍縮・不拡散、地球規模の課題に向かって-」 (Australia and Japan Working Together on the Global Challenges of Climates Change and Disarmament) と題する講演が行われ、410名の参加者が聞き入りました。
 就任したその日に 「京都議定書」 にサインされたケビン・ラッド首相は、この京都という地に来られたことを非常に喜んでおられました。講演では、エネルギーや気候変動の問題について今後、日本と協力して地球規模の課題に取り組んでいきたいと述べられ、非常に感銘を与える講演でした。参加者から出された質問にもひとつひとつ丁寧に答えられ、最後に会場全体が大きな拍手で感謝の意を表して終了しました。

尾池和夫総長の挨拶

  • 京都新聞(6月10日 1面及び34面)、毎日新聞(6月10日 27面)及び読売新聞(6月10日 38面)に掲載されました。