平成26年度 京都大学 研究科横断型教育プログラム

平成26年度 京都大学 研究科横断型教育プログラム

場所

吉田キャンパスほか

対象者

京都大学の大学院生(※科目により対象学年は異なります。)

大学院生の皆さんへ

 学術研究は、近年高度専門化するだけでなく、ますます複雑化、学際化しつつあり、旧来の専門領域の区分に収まらない総合的なアプローチを必要とする課題も急増しています。大学院生が広い視野を持ち、新しい学問領域を創造できるような能力(俯瞰力と独創力)を備えるためには、所属研究科の高度な専門教育に加えて、研究科を横断して実施される教育プログラムを受講することが有効と考えられます。このようなことから、大学院生の皆さんが新たなブレイクスルーを生むきっかけとなることを期待して、京都大学では平成21年度から「研究科横断型教育プログラム」を実施しています。

 平成26年度研究科横断型教育プログラムの企画にあたっては、本学の全学委員会である教育制度委員会の下に設置された「研究科横断型教育企画実施委員会」において検討を重ねた結果、次の2つのタイプの科目からなるプログラムを実施することになりました。

  • Aタイプ(研究科開講型)
    研究科で開講される大学院の授業から、「他研究科学生の履修・聴講に配慮した」、「多くの専門分野の共通基盤となりうる」横断型教育にふさわしい科目の提供を受け、広く他研究科大学院生の受講を促すものです。
    科目は「自然科学総合科目群」などのカテゴリーに分けて、受講を検討する際の参考としています。
    ※単位の取り扱いについては、受講者の所属研究科により異なりますので所属研究科の教務担当窓口でご確認ください。
  • Bタイプ(特別開講型)
    研究科・研究所等から提供された5コマ単位の授業で、バラエティに富んだ内容の(双方向型の)授業を実施します。
    ※Bタイプの科目は単位付与されません。

 また、それぞれの授業科目は「文理横断型」「文系研究科横断型」「理系研究科横断型」の3種類に区分してシラバスに明記し、「研究科横断型教育の概要・目的」と合わせて、横断の趣旨と性格を明確に示しています。

 各授業科目の詳細については、シラバスで内容を確認の上、関心を持った科目を受講してください。専門外の授業を受けるにあたって、予め読んでおくとよい参考書の情報等も適宜提供しています。

 プログラムの授業に参加した大学院生の方々の今後の研究に貴重な知見や大きな刺激を与える出会いがあるよう、皆さんの奮っての受講を願っています。

担当部署

学務部 教務企画課
TEL:075-753-2548、FAX:075-753-2485
E-mail:oudan-edu*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)