平成23年度 京都大学 研究科横断型教育プログラム

平成23年度 京都大学 研究科横断型教育プログラム
場所: 吉田キャンパスほか
対象者: 京都大学の大学院生

大学院生の皆さんへ

 学術研究は、近年高度専門化するだけでなく、ますます複雑化、学際化しつつあり、旧来の専門領域の区分に収まらない総合的なアプローチを必要とする課題も急増しています。このような状況の中で、大学院生が広い視野を持ち、新しい学問領域を創造できるような能力を備えるためには、各研究科が行っている高度専門教育に加えて、研究科を横断して実施する教育プログラムを受講することが有効と考えられます。そこで、京都大学では「研究科横断型教育プログラム」を実施しております。

 平成23年度研究科横断型教育プログラムの企画にあたっては、全学委員会である教育制度委員会の中に「研究科横断型教育企画実施委員会」を設置し、検討を重ねた結果、次のとおりAタイプ、Bタイプを実施することになりました。 

Aタイプ
(研究科開講型)
研究科の開設する大学院課程授業科目であり、「他の研究科の学生を意識してデザインした授業科目」、「他研究科の聴講を促すこと(研究科横断型教育の概要・目的)がシラバスに明記されている授業科目」です。
Bタイプ
(テーマ型)
二つのテーマ(「1.歴史-未来を考えるヒント」、「2.生命-命をめぐる知の冒険」)を設定し、テーマに合う科目を研究所等からも提供を受け、バラエティに富んだ内容の(双方向型の)授業を実施するものです。

 また、23年度は、「文理横断型」「文系研究科横断型」「理系研究科横断型」の3種類に区分してシラバスに明記し、「研究科横断型教育の概要・目的」と合わせて、横断の趣旨と性格を明確に示すこととしています。

 各授業科目の詳細については、シラバスを必ずご覧いただいて内容を確認のうえ、関心のある科目を受講いただければと思います。

 プログラムの授業に参加した大学院生にとって、自身のその後の研究に貴重な知見や大きな刺激を与えてくれるものと思います。奮っての受講を願っています。

京都大学(研究科横断型教育企画実施委員会)

Aタイプ:研究科開講型(開講時期:前期・後期)

※後期開講科目の受付期間を掲載しました。(2011年9月13日)
※18「社会学特殊講義(Global COE Lecture Series) Reconstruction of the Intimate and Public Spheres II」のシラバスを更新しました。(2011年10月5日)

Bタイプ:テーマ型(開講時期:5月~)

※テーマ1 歴史-2「木と文化」のシラバスを更新しました。(2011年4月11日)
※テーマ2 生命-3「化学の視点で迫る生命現象」のシラバスを更新しました。(2011年4月11日)
※テーマ2 生命-5「動的河川生態学」のシラバスを更新しました。(2011年4月11日)
※受講受付期間を延長します。(2011年4月25日)
※テーマ1 歴史-4「科学と産業の歴史から見たキャリアパス」のシラバスを更新しました。(2011年5月11日)
※テーマ1 歴史-2「木と文化」のシラバスを更新しました。(2011年6月20日)
※テーマ2 生命-6「生存圏における川の生命の意味を探る」のシラバスを更新しました。(2011年8月12日)
※テーマ1 歴史-3「防災考古学」のシラバスを更新しました。(2011年9月28日)

担当

京都大学学務部 教務企画課
TEL: 075-753-7499、FAX: 075-753-2485
E-mail: oudan-edu*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)