当日の模様

当日の模様

京都大学オープンキャンパスが、「あなたを待つ、探求と創造の扉。」をテーマに8月9日・10日の両日、猛暑の中、全国各地から高校生、保護者、引率者等を含め2日間で約8,500人が参加し、開催されました。

今年で6回目を迎えるオープンキャンパスは、初日を総合人間学部・文学部・教育学部・法学部及び経済学部の文系5学部、2日目は理学部・医学部・薬学部・工学部及び農学部の理系5学部に分けて実施しました。

オープンセレモニー

百周年記念ホールを会場として、両日とも500名の定員で行われました。オープンキャンパス委員会・小島專孝委員長の司会進行により、はじめに東山 紘久副学長から「ようこそ、オープンキャンパスへ」と歓迎の挨拶があり、続いて尾池 和夫総長が「京都大学をめざす皆さんへ」と題して、京都大学の歩みと現状そして未来について、語りました。

尾池総長会場の様子東山副学長

京都大学応援団による演舞

力強い演舞とユーモアを交えた受験合格への熱いエールが送られ、参加者から盛大な拍手が沸き起こりました。

演舞の様子

在学生からの熱いメッセージ

初日は大学院人間・環境学研究科修士課程2年(総合人間学部)の渡 寛法さんが、2日目は大学院理学研究科博士後期課程1年(理学部)の西岡 辰磨さんが、それぞれ自らの受験や就学体験を熱く語りました。

渡さん西岡さん会場の様子

相談・在学生交流コーナー

百周年時計台記念館国際交流ホールでは、入試・学生生活・就職・留学及びキャンパスライフ等の相談コーナーが開設され、参加者や保護者からの相談や質問に担当職員が対応しました。また、同ホールでは、参加者と在学生が受験勉強や学生生活に関する様々なことを、親しく語り合う在学生交流コーナーが併設され、両日とも大勢の参加者で賑わい、熱気溢れる中にも和やかな交流風景が見られました。

在学生交流コーナー学生生活相談コーナー・就職相談コーナー資料コーナー

講演会「京大人気教員からのエール」・「京都大学で環境問題に挑む!」

百周年記念ホールでは、午後に3つの講演会が開催されました。

最初に「京大人気教員からのエール」と題して、初日は平出 敦 医学研究科教授と西山 良平 人間・環境学研究科教授が、2日目は人間・環境学研究科の森谷 敏夫、川島 昭夫 両教授による講演会が開催され、各教員の興味深い研究内容の紹介と語りに、満員の聴衆は熱心に聞き入っていました。

次に「京都大学で環境問題に挑む!」と題して、環境保全センターの大嶌 幸一郎センター長と浅利 美鈴助教による講演会が開催されました。京都大学における環境配慮の取り組みや研究についての紹介があり、私たちの実生活とも密接に繋がっている話題でもあり、聴衆は真剣な表情で聞き入っていました。

引き続き「京大生協から見た学生生活・京大キャンパス紹介」と題した講演会が催され、熱心に講演に聞き入る保護者の姿が目立ちました。

平出 敦 医学研究科教授西山 良平 人間・環境学研究科教授森谷 敏夫 人間・環境学研究科教授 浅利 美鈴 環境保全センター助教

施設見学

附属図書館・総合博物館・百周年時計台記念館歴史展示室・学術情報メディアセンター北館・環境保全センターでは、本学が誇る蔵書群・貴重な展示物や普段目にすることのできないスーパーコンピュータや3次元可視化の体験・環境問題に関する展示物などを、興味津々の表情で熱心に見学する多くの参加者で賑わいました。

総合博物館歴史展示室学術情報メディアセンター

キャンパスツアー

在学生のボランティアが大学構内を案内するキャンパスツアーは今年も大好評で、猛暑の中、ハンカチで汗を拭きながら在学生の説明に耳を傾け、元気に歩き回る光景が、構内のあちらこちらで見られました。

各学部説明会

学部説明会では、AとBの2回の時間帯を組み、学部長の歓迎の挨拶や模擬講義、施設見学、研究室訪問、相談コーナー等、それぞれの学部企画が実施されました。各学部会場では、参加者を歓迎する教職員や在学生の熱意が伝わったかのように、多くの参加者が熱心に真剣な表情で説明会に参加し、各学部への関心の高さがうかがえました。

説明会終了後

クスノキ下

学部説明会終了後も、参加者はそれぞれ大学構内を自由に散策し、京大グッズを購入したり、時計台記念館前クスノキ周辺や正門前では記念撮影をする姿が多く見られ、京都大学は一日中賑わいました。