
図3 制御性T細胞の特異的な除去による腫瘍免疫の増強
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A. リンパ球を腫瘍細胞と9日間共培養し、CD25とFR4の発現を調べた。CD25とFR4を高発現させている細胞分画について5%程度認めました。また、FR4に対する抗体を用いて、FR4高発現細胞分画を除去することができました。
B. Tリンパ球のないマウスに上記細胞分画を移入し、腫瘍を接種した場合のマウスの生存率を示します。リンパ球を腫瘍抗原で刺激した細胞を移入するだけでは充分な腫瘍免疫は得られないが、更にFR4高発現分画を除いた場合には有意に生存の延長を認め、4割以上で腫瘍を拒絶できました。 |

図4 4型葉酸受容体抗体を投与による腫瘍の治療
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正常マウスに腫瘍を接種し、4型葉酸受容体に対する抗体もしくはコントロールIgGを腫瘍接種と同日(A)もしくは接種後8日目以降(B)に投与し、腫瘍径と生存率を調べました。
抗体の投与により4型葉酸受容体を高発現する制御性T細胞を除去することができました。腫瘍接種と同日の抗体投与で全例に腫瘍拒絶が誘導でき、径4mm以上に大きくなった腫瘍に対しても半数以上で拒絶を誘導できました。
CD25に対する抗体では生着した腫瘍に対する効果は得られないことから、エフェクターT細胞を残して制御性T細胞を除去したことの効果と考えられます。 |

図5 人での4型葉酸受容体
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| ヒトの4型葉酸受容体の遺伝子をRT-PCRにより増幅した結果。ヒトの制御性T細胞は4型葉酸受容体を発現していることが確認できました。 |