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ニュースリリース

京大ベンチャーファンドの設立について
2007年5月22日


 京都大学(京都市左京区、尾池和夫総長)と日本ベンチャーキャピタル株式会社(東京都港区、津田晃社長、略称:NVCC)は、このたび、「京大ベンチャーNVCC1号ファンド」を設置することで合意いたしました。

  このファンドは日本ベンチャーキャピタル株式会社が業務の執行者となり、京都大学関連のベンチャー企業に対する投資および育成を行なうもので、京都大学、NVCCそれぞれのネットワークを最大限活用して、ベンチャー企業に対する資金面、経営面、人材面のサポート(ハンズオン)を推進していきます。特にトランザクション・データ(取引や業務に関する定量的な企業行動データ)を京都大学で収集・分析し、ベンチャー企業成長の規定要因の研究など、科学的な手法に立脚した育成・支援ノウハウの開発・蓄積を行います。そのための京都大学側の組織として、7月を目処に京都大学国際融合創造センターに「ベンチャー支援開発室」(仮称)を設置し、経営管理大学院やベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)など学内の関連組織・施設との協調のもと、支援・開発活動を開始する予定です。

左から、末松 千尋 経営管理大学院教授、牧野 圭祐 国際融合創造センター長、松本 紘 研究・財務担当理事、文箭 安雄 日本ベンチャーキャピタル株式会社代表取締役会長

 京大ベンチャーファンドの投資先としては、京都大学の教員や大学院生あるいは卒業生が関与するものを中心としつつ、他地域や他大学のベンチャーを含め、有望なベンチャー企業全般を対象にします。すなわち関西、京都地域特有の骨太ベンチャー育成の一環として、差別化されたシーズと科学的な経営能力、高い倫理観を保持し、それを京都大学との産学連携活動を通して野心的かつ継続的に強化することを意図するベンチャーを広く発掘し、強力に育成する方針です。

 このようなオープンな活動を展開することで研究者、経営管理者、関連事業会社など趣旨にご賛同頂く多方面からの協調的参画を誘起し、グローバル・コンペティションを勝ち抜く新事業、新製品、新サービスの創出とイノベーションの促進、ひいては日本の新産業育成に貢献することを目指します。

 京大ベンチャーNVCC1号ファンドは50億円の資金規模を目標とします。また案件発掘・ 育成活動を速やかに開始し、年内には最初のベンチャー投資を行なう予定です。以上、当該ファンド設立の趣旨についてご理解頂き、積極的なご支援とご参画を賜りたく、本日発表させていただきます。

京都大学
日本ベンチャーキャピタル株式会社



【問い合わせ先】
●京都大学
 経営管理大学院 教授 末松千尋 TEL.075-753-3433
 国際融合創造センター 教授 澤田芳郎 TEL.075-753-9155

メールアドレス: sawada の後ろに @iic.kyoto-u.ac.jp を付けてください。

●日本ベンチャーキャピタル株式会社
 西日本支社 課長 多賀谷実 TEL.06-6231-2112



 朝日新聞(5月23日 13面)、京都新聞(5月23日 28面)、産経新聞(5月24日 27面)、日刊工業新聞(5月23日 26面)、日本経済新聞(5月23日 35面)、毎日新聞(5月26日 6面)及び読売新聞(5月23日 29面)に掲載されました。