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ニュースリリース

「ビジュアルジャーナリズムをきり拓く 元祖オタク 大伴昌司の世界」展の記者説明について
2007年1月17日


日時 2007年1月17日(水曜日)  13時00分〜
場所 京都大学記者室(京都大学本部棟1階)
説明者
 杉本 淑彦(京都大学文学部二十世紀学専修教授 )
 大野 茂(NHKエンタープライズ プロデューサー)

 >>イベント情報


大伴 昌司のプロフィール
故 大伴昌司氏 編集者・作家・SF映画評論家。本名 四至本豊治(ししもととよじ)
 国際ジャーナリストの四至本八郎の息子として1936年に生まれる。

 慶應義塾在学中から、ミステリーや幻想文学を執筆。
63年には日本SF作家クラブの事務局長に就任、草創期の日本SF界を支える。さらに円谷英二のブレーンとなり、怪獣ブームの仕掛人として怪獣博士の異名をとる。著書『怪獣図鑑』は、浩宮さま(現皇太子殿下)が最初に買われた本として名高い。

 60年代後半から『少年マガジン』図解グラビアの企画構成で一世を風靡。ビジュアルジャーナリズムの分野で、膨大な仕事を成し、昭和高度成長期のこども達に与えた影響はメガトン級である。
 その影響力は、今もなおマスコミに多くの大伴信者(荒俣宏、みうらじゅん、村上隆etc…)がいることからもわかる。近年、元祖オタクとして再評価の熱が急上昇中。
1973年1月27日 わずか36歳で急死。著名な父や資産家の出生をひた隠し、天涯孤独の身と偽り、私生活は死ぬまで一切明かさなかった謎の人でもある。
バルタン聖人原画少年マガジン66年7/10号 ウルトラマン決戦画報「バルタン星人」原画
 大伴は、ありとあらゆる怪獣の武器や性格を「設定」した。

少年サンデー66年7/31号 びっくり図解「スパイ野郎」
 センス・オブ・ワンダー溢れる大伴ワールドの真骨頂。

少年マガジン66年9/25号 天地創造「巨船ノア号」
 方舟も大伴の手にかかると、旧約聖書にないユニークな「設定」が盛り込まれた。

少年マガジン68年2/18号 世界一周30万キロ「アイディア万能バス」/原画
 大伴の原画の過剰なまでの細かさは、掲載画と比べても一目瞭然!

少年マガジン69年4/13号 情報社会 
 「遺伝子も一つの情報である」というテーゼとDNA螺旋構造は、子供たちに一気に知られるところとなる。



 朝日新聞(2月16日 21面)、京都新聞(1月18日 28面)、産経新聞(1月19日 26面)及び毎日新聞(2月11日 20面)に掲載されました。