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ニュースリリース


産学連携による3.8m新技術天体望遠鏡の建設開始について

2006年8月1日


 長田 哲也 教授(京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室)、柴田 一成 教授(京都大学大学院理学研究科附属天文台)らの研究グループは、民間のナノオプト二クス研究所(藤原洋 代表取締役)からの資金援助により、国内の関係機関と連携の下に、国内最大の3.8m 新技術天体望遠鏡の建設を開始します。

計画概要

 新望遠鏡完成予定図

 民間からの資金援助により、国内最大の3.8m新技術天体望遠鏡の建設を開始することが正式に決まり、8月1日に関係者の間で覚書締結式が行われることになった。資金援助する民間会社はナノオプト二クス研究所(藤原洋 代表取締役)。

 望遠鏡は、京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室・附属天文台、名古屋大学大学院理学研究科光赤外線天文学研究室、国立天文台岡山天体物理観測所、および、ナノオプト二クス研究所との連携研究により、5年計画で建設される予定。

 望遠鏡は国内初の分割鏡方式で建設され、将来の超巨大30m望遠鏡建設のために必要な基礎技術を実験開発するのが特色。望遠鏡設置場所は国内で天文観測条件の最も良い国立天文台岡山天体物理観測所の隣接地。

 京都大学理学研究科附属天文台が中心となって国内の大学連携により共同運用を目指す。世界最高水準の超高速超高分散分光偏光観測により、突発天体や星形成領域の観測で新発見をねらう。

 民間からの資金援助で天体望遠鏡が建設されるのは外国では珍しくないが、国内では初めて。

  ・望遠鏡計画ウェブサイト
  http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~nagata/Kyoto3m/index.htm

  ・配布資料 PDF (1.04MB)



 朝日新聞(8月2日 20面)、京都新聞(8月2日 1面)、中日新聞(8月2日 3面)、日本経済新聞(8月2日 38面)、毎日新聞(8月2日 25面)及び読売新聞(8月2日 30面)に掲載されました。