Back
ニュースリリース
 6月7日・火曜日 記者レク

哺乳類の体内時計の光センサー細胞の進化的起源の解明 ( 資料 )



図1

図1 ヒトの目と網膜の模式図
網膜には視覚をつかさどる視細胞と体内時計を調節するための光受容細胞である光感受性網膜神経細胞が存在する。




図2

図2 哺乳類の光感受性網膜神経節細胞と無脊椎動物の視細胞との進化的関係
哺乳類の光感受性神経節細胞は無脊椎動物の視細胞と同じ起源から進化。
ナメクジウオの光受容細胞はそれらの中間的な特徴を持つ。




A 図3−A
B 図3−B

図3 頭索動物の系統関係とナメクジウオが持つ光受容細胞
(A) 頭索動物ナメクジウオは、脊椎動物に最も近縁な無脊椎動物であり、脊椎動物の祖先型と考えられている。
(B) 脊椎動物は感桿型細胞を持たないが、ナメクジウオはにジョセフ細胞と背側眼点の2種類の視覚以外の機能を担う感桿型細胞を持つ。ナメクジウオはこの感桿型細胞の他に繊毛型細胞の前方眼と層板細胞を持つ。




図4

図4 メラノプシンと無脊椎動物視物質との進化的関係と分子特性の比較
メラノプシンは、無脊椎動物の視物質とは進化的に近縁であるばかりでなく(左)、分光法による解析により、光をキャッチする性質とキャッチした光信号を伝達する性質も無脊椎動物の視物質とほぼ同じであり、哺乳類の視物質とは異なること(右)が明らかになった。脊椎動物の祖先型と考えられるナメクジウオは、”脊椎動物タイプのメラノプシンが機能する無脊椎動物タイプの感桿型細胞”という進化的中間の性質を持つ光受容細胞を持つ。



up Back