音声用スキップ(本文)
公開講座

第74回公開研究会 京都大学の考えるこれからの情報教育



 日本の大学ではいわゆる「情報教育の平成18年度問題」が議論されてきました。これは,中等教育段階ですでに一定の情報教育を受けてきた学生の入学に伴い,大学での情報教育の固有性や意義を再検討し,カリキュラムを刷新しなければならないという要請でした。
京都大学においても情報教育専門委員会においてこれまで提供されてきた情報教育のありかたについて検討を重ねてきました。その結果,情報フルエンシー教育方式を参考にして,京都大学としての全学共通情報教育モデルを作成するに至りました。情報フルエンシー教育とは,米国科学財団(NSF: National Science Foundation)の要求を受けて,米国学術研究会議 (NRC: National Research Council) のコンピュータ科学電気通信委員会 (CSTB: Computer Science and Telecommunications Board) が,開発した新しい情報リテラシー教育のあり方です。この教育モデルの特長は,情報教育を3本の柱(スキル・コンセプト・ケーパビリティ)で構成したことにあります。
今回の公開研究会では,まず,京都大学の情報教育の企画実施に関わった教員が,モデル作成に当たっての基本的な考え方を紹介いたします。さらに,特長的な柱であるケーパビリティ教育の実践例である”自主研究ゼミナール”の活動について報告し,特にその中で実施している情報収集・情報表現能力教育について焦点をあてます。さらには,自主研究ゼミナールを含め,グループ学習に有効となる新しい演習室構想についても紹介する予定です。
大学における情報教育のあり方について,フロアのみなさんと活発に討議できる場になることを願っています。

  • 小山田 耕二 氏 (本センター 情報メディア教育開発部門・教授) 
  • 日置 尋久 氏 (本センター 情報メディア教育開発部門・助教授)
  • 酒井 晃二 氏 (本センター 情報メディア教育開発部門・助手)
  • 江原 康生 氏 (学術情報メディアセンター ネットワーク研究部門・助手)


日時・会場 平成18年12月16日(土曜日) 15時00分〜17時00分
京都大学吉田キャンパス(吉田南構内) 吉田南1号館 1階会議室
アクセス ■JR・京都駅より
  市バス206系統「東山通 北大路バスターミナル」行「京大正門前」下車
■阪急・河原町駅,京阪・四条駅より
  市バス201系統「祇園・百万遍」行,もしくは31系統「熊野・岩倉」行 ,「京大正門前」下車
■京阪・出町柳駅より
  市バス201系統「祇園・みぶ」行「京大正門前」下車又は,徒歩約20分
参加費 無料
申し込み

事前申し込みは不要です。どなたでも当日参加できます。

問い合わせ先

センター事務・藤田 (yfujita@hedu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp)
TEL 075-753-3087  FAX 075-753-3045

主催
 
京都大学高等教育研究開発推進センター
  〒606−8501 京都市左京区吉田二本松町
  http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/