制作年度2014年。宇宙のどこかにあるジャングルに咲く花、なにかが起こったあとの静けさ、花びらが霧の中に消えていき、空間自体に幽遠な雰囲気が漂う。c土佐尚子（関連項目は「巻頭対談」に掲載）
右は学術情報メディアセンター建設に先立つ発掘調査で出土した弥生中期（紀元前1世紀）の土器。左は国際交流会館建設に先立つ発掘調査で出土した古墳時代中期（5世紀後半）の埴輪。弥生土器は方形周溝墓、埴輪は古墳から出土しており、いずれも墳墓に伴って樹立されたもの。吉田南構内では、弥生時代前期の水田が見つかっているが、大規模な土石流の発生によって前期末には埋没している。耕作地として適さなくなった土地を弥生人は葬送の地へと変え、古墳時代中期にはふたたび葬地として古墳が造営されるようになる。土地に対する記憶が長期にわたって継承されていたのかもしれない。（関連項目は「まなび遊山」に掲載）
『箱庭、置いてみませんか？』。河合隼雄のそのことばがこころの扉を開き、表現へと誘う。その姿勢は、論理ではなく生きる在りようを知ろうとするものだ。実際に箱庭を創ってみて感じるのは、「意外」さに開かれる感覚である。箱庭は、「生きる」に直結する通路だと思うことがある。ひとが表現という営みを通して生きるを知る。そのことの尊さを、河合隼雄は知っていたのではないだろうか。箱庭に向き合う。棚を見つめる。数多くのフィギュアから自分の表現に適うものを見出す。それ自体が尊い営みだ。なぜなら、そこに自己対話があるからである（関連項目は「恩師を語る」に掲載）
AIの無限の可能性に人間社会の未来を賭ける
金出武雄（カーネギーメロン大学ワイタカー冠全学教授、京都大学工学博士）
土佐尚子（情報環境機構教授、総合生存学館兼任教授）
酒井 敏（人間・環境学研究科 教授）
皆藤 章（教育学研究科 教授）
柴田 悠（人間・環境学研究科 教授）
酒井章子（生態学研究センター 准教授）
柔道部
大木暁登さん
陶芸部「天山窯」
雜賀真梨さん （保健診療所）
山口 繁さん（第14代最高裁判所長官）
京都大学基金事務局
京都大学同窓会
