京都大学オープンカレッジin東京「家庭の学び -子どもの思考力・判断力・表現力を伸ばす家庭とは-」を開催しました。(2015年3月28日)

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「家庭の学び -子どもの思考力・判断力・表現力を伸ばす家庭とは-」をテーマに「オープンカレッジin東京」を東京オフィスにて開催しました。

家庭のあり方が大きな変化を迎えているなか、これからの学校教育で求められているものや親が果たすべき子どもへの教育と役割などについて、心理学の観点も交えながら、本学教員が教育・研究の成果を講演し、さらに一般市民と意見交換を行いました。

まず、溝上慎一 高等教育研究開発推進センター教授が、「子どものアクティブラーニングを支える家庭の教育・役割」と題し、豊富な実例を示しながらアクティブラーニングに関する講演を行いました。続いて、齊藤智 教育学研究科准教授が、「ワーキングメモリ理論から学びの基盤を考える」と題し、記憶のメカニズムと記憶が学びに与える影響について講演を行いました。最後に、高見茂 理事補・教育学研究科教授がコーディネーターとなり、溝上教授と齊藤准教授の講演の総括と、参加者との意見交換を行いました。

意見交換では、家庭・家族のなかでの子どものかかわり、幼児を持つ親ができるアクティブラーニングとは、ワーキングメモリを発達させるには、課題無関連思考などのトピックが取り上げられ、活発な議論が行われました。

溝上教授

高見理事補

齊藤准教授

会場の様子