第17回 京都大学東南アジアフォーラムを開催しました。(2015年2月7日)

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タイ・バンコク市内のホテルにおいて、タイ人同窓生を会員とする同窓会組織「京都ユニオンクラブ(KUC)」が、第17回京都大学東南アジアフォーラム「Thailand Energy Solution: Energy from Household and Agricultural Wastes」を開催しました。

同フォーラムは、世界的に評価される本学の学術成果の一端を東南アジア社会に還元することを目的とし、東南アジア研究所の支援のもとで、2007年度以降インドネシアやタイを中心に、ラオス、ベトナム、マレーシアなどで開催しています。フォーラムのテーマは、各国の本学同窓会組織が選定し、本学は、同窓会組織の求めに応じて日本人の講演者を派遣するなどの協力を行っています。

当日は、タイ人の大学学部生・大学院生などを中心に約160名が集まり、会場が満席となりました。Sucharit Koontanakulvong KUC会長(チュラロンコーン大学)が開会の挨拶を述べられた後、植田和弘 副学長から祝辞と本学の近況報告がありました。続いて、タイにおける再生エネルギーの可能性に関する各種の講演が行われました。本学からは三浦孝一 名誉教授(エネルギー理工学研究所研究員)、大垣英明 エネルギー理工学研究所教授、岡本正明 東南アジア研究所准教授が講演者として登壇しました。会場を埋め尽くした参加者は、白熱した講演に真剣に聞き入っていました。

フォーラム後には、KUCとの交流会が開催され、22名の参加がありました。大盛況であったフォーラムを振り返りながら、それぞれの近況を報告し合うなど、終始和やかな雰囲気の会となりました。

また、フォーラムの前日の2月6日には、タイに在住する本学の日本人卒業生を中心とした同窓会組織「タイ百万遍会(Krisada Visavateeranon 会長)」の交流会が、東南アジア研究所のバンコク連絡事務所において開催され、約40名の参加がありました。Krisada会長および植田 副学長の挨拶の後、柴山守 ASEAN拠点所長が乾杯の発声を行いました。その後は、タイの各界で日々活躍する卒業生と本学関係者が、学生時代の懐かしい思い出話を交えながら、互いに親睦を深めました。

フォーラムで挨拶するSucharit会長

フォーラムで大学の紹介をする植田副学長

講演する三浦名誉教授

講演する岡本准教授

講演する大垣教授

タイ百万遍会で挨拶するKrisada会長

フォーラムの様子

フォーラムの集合写真

京都ユニオンクラブ交流会の様子

タイ百万遍会集合