第9回京都大学東京フォーラムを開催しました。(2014年9月4日)

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「京の宇宙学」をテーマに、第9回京都大学東京フォーラムをホテルニューオータニで開催しました。出席者は約350名で、学外からは本学卒業生を中心とした国会議員、企業、官公庁の関係者等に多く参加いただき、学内からは松本紘 総長をはじめ、理事・副学長、副理事、部局長等が出席しました。

本フォーラムでは、松本総長による挨拶の後、篠原真毅 生存圏研究所教授が「宇宙開放系へ広がる持続的発展可能な生存圏 -宇宙太陽発電-」と題して、また中野不二男 学際融合教育研究推進センター特任教授が「700kmの軌道から古事記を探る -京都大学の文理融合-」、磯部洋明 同特定准教授が「フロンティアとしての宇宙からフィールドとしての宇宙へ」と題して講演を行いました。

続いて松本総長と篠原教授、中野特任教授、磯部特定准教授の4名により、宇宙という視点や学問がもたらす、人類の長期的なビジョンや可能性などを語るパネルディスカッションを行いました。

講演会終了後に実施した懇親会では、松本総長から挨拶の後に、次期総長候補の山極壽一 理学研究科教授の紹介があり、山極教授より挨拶がありました。その後、ご来賓の山中伸一 文部科学事務次官、山崎直子 宇宙飛行士・宇宙政策委員、竹本直一 衆議院議員からそれぞれ挨拶がありました。

また、今回の東京フォーラムの開催に先行して、同日に、経済界で活躍する卒業生が結束して京都大学総長を応援しようという集まりである「京都大学鼎会」の第3回総会が60名の出席者を得て開催され、今後の京都大学の発展に向けての意見交換などが行われました。

本フォーラムは、首都圏における本学の情報発信という目的に留まらず、出席いただいた各界で活躍される本学関係者の結束を図るという効果を期待して実施しています。今後もこのような機会を継続的に提供することで、本学のプレゼンス向上に努めて行きたいと考えています。


挨拶する松本総長、講演する篠原教授、中野特任教授、磯部特定准教授

挨拶する山極教授、山中事務次官、山崎宇宙飛行士、竹本議員

パネルディスカッションの様子

講演会場の様子