町家de春の京大トーク「歴史に住まう、世界に住まう -平安京:京都の都市史と住まいから、持続的な都市の在り方を考える-」

開催日
2015年03月20日 金曜日
時間
18時30分~20時30分(開場18時00分)
開催地
ターゲット
要申し込み
要申し込み
公開日
※ 定員に達したため申し込みを締め切りました。(2015年3月6日)
※ ポスター(PDF)を追加しました。(2015年2月23日)

 日本のフィールド科学の祖とされる今西錦司博士が「生物の世界」を著して、すべての生物に社会があると宣言したのは1941年、39歳のことでした。当時、ヒトとヒト以外を同列に扱うことは欧米の学会から強い批判を浴びました。しかし、人文科学と自然科学との垣根を取り払い、人間中心の世界観を覆した日本の学術は、今やさまざまな分野で世界をリードしています。地球規模、あるいは生命史・人類史の長さを見据えて解決すべき問題に私たちが直面する今日、若き日の今西博士が挑戦したように、本学の研究者は、未来を拓くためのさまざまな研究に勤しんでいます。

 そうした研究を紹介するため、このたび「歴史に住まう、世界に住まう-平安京:京都の都市史と住まいから、持続的な都市の在り方を考える-」をテーマに講演会を行います。週末の一時、挑戦を続ける研究者達を囲んで歴史と未来を大いに語ってみませんか。

基本情報

開催地
  • その他の地域
ちおん舎 (所在地: 京都市中京区衣棚三条上る突抜町126)

http://www.chionsha.com

アクセス: 地下鉄烏丸線「烏丸御池」4-1番出口、6番出口より徒歩3分
対象
  • 一般・地域の方
どなたでも参加できます。
定員
70名(事前申し込みが必要です。)
参加費
無料

イベント内容

「京都とは何か?」言うまでもなくこれは、長く日本歴史学の問いでしたが、近代化・都市化が極限にまで拡大した今日、1200年の歴史的価値を保持しつつ、いまだ変化し続ける京都の町を考えることは、日本のみならず世界の都市文明を見直すヒントを与えてくれます。
「貴族の都市」ではなく、実際にそこに生きる人々に焦点を当てた平安京論を展開する歴史学者、現代京都の住宅設計を実践する気鋭の建築設計家、そしてアジア全域の都市史・建築史研究をリードするかたわら、実践的なまちづくりを指導する都市史学者が、「今、京都に生きる」ということを、「1200余年の歴史と未来への時間軸」と「アジア大の空間軸」の中に位置付けて皆さんと一緒に討論します。

挨拶 山極壽一 総長

講演

「京都の<町>の始まりと移り変わり-西暦1000年前後の平安京を中心に」
西山良平 人間・環境学研究科 教授
講演 「京都の「いま」に住まう」
高取愛子 工学研究科附属グローバルリーダーシップ大学院工学教育推進センター 講師
討論 「歴史に住まう、世界に住まう」
西山良平、高取愛子、布野修司 滋賀県立大学副学長・理事

申し込み

申し込み方法
※ 定員に達したため申し込みを締め切りました。
電話、メール、はがき、またはFAXにて以下の宛先まで申し込みください。
その際、以下の事項をお知らせください。
・京大トーク参加希望
・氏名、年齢、職業
・郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス

【申し込み先】
〒606-8315 京都市左京区吉田近衛町69番地 京都大学吉田南構内
京都大学学術出版会 シンポジウム掛
Tel: 075-761-6182 Fax: 075-761-6190
E-mail: sympo*kyoto-up.or.jp(*を@に変えてください)
申し込み締切日
※ 定員に達したため申し込みを締め切りました。
定員に達し次第、締め切ります。

備考

主催: 京都大学、京都大学学術出版会
後援: 読売新聞社・読売教育ネットワーク、京都府、京都市
お問い合わせ
京都大学学術出版会
Tel: 075-761-6182