第15回岡山京大会総会が開催されました。(2018年3月17日)

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この度、岡山市内のホテルにおいて、本学の卒業(修了)生約80名が参加し、岡山京大会総会(京都大学同窓会共催)が開催されました。岡山京大会は、岡山県内に在住または勤務する本学の卒業(修了)生を会員とする同窓会として1968年に設立され、今年は設立50周年という記念の年を迎えました。

今回の総会は二部構成で、伊丹文雄 幹事(工学部・1971年卒)の司会により進められました。第一部は山極壽一 総長と千葉喬三 副会長(元岡山大学学長、農学部・1963年卒)による対談となっており、山極総長が自著にて「二人の恩師の夢」と紹介している今西錦司 名誉教授と伊谷純一郎 名誉教授に関する内容を語りました。第二部では懇親会が行われました。

一般の方にも来場いただいた第一部の対談では、山極総長が霊長類学者、人類学者としての恩師である両先生を大山脈に例え、その裾野の広大さから二人への思いを熱く語りました。千葉副会長も京都大学探検部に所属していた関係で、今西名誉教授のアフリカ大陸への調査準備に参加したこと、二人で岡山県の山にも数回登られ、多くの薫陶を受けたことなどを語りました。

第二部の懇親会では、黙祷の後、黒住宗晴 会長(文学部・1960年卒)の開会挨拶、荒木茂 京都大学総長特別補佐の来賓挨拶、岩佐順吉 岡山大学名誉教授(農学部・1948年卒)の乾杯発声で開宴となり、各テーブルは昔話に大いに盛り上がりました。その後、出席者全員で肩を組んで「琵琶湖周航の歌」、「学歌」を合唱しました。

最後に千葉副会長の挨拶により、盛況のうちに閉会となりました。

左から、司会をする伊丹幹事、開会の挨拶をする黒住会長、来賓挨拶をする荒木総長特別補佐、乾杯の発声をする岩佐氏、閉会の挨拶をする千葉副会長

山極総長と千葉副会長による対談

合唱の様子