京都大学技術士会第4回大会・特別講演会が開催されました。(2016年9月3日)

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京都大学技術士会第4回大会・特別講演会が北とぴあ(東京都北区) にて開催されました。京都大学技術士会は、技術士の資格をもつ本学卒業(修了)生と教職員で構成され、会員数は600名近くにのぼります。大会は毎年1回、京都と東京で交互に行われ、今回は46名の参加がありました。

大西有三 会長(工学部・1968年卒)の挨拶に続き、武藤光 副会長兼代表幹事(工学研究科・2000年修了)から、京都大学技術士会の2015年度の事業・決算報告と2016年度の事業・予算計画の説明がありました。

第4回大会では二つの基調講演を行い、一つ目は、坂本修一 文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長(工学研究科・1992年修了)から、「今求められる大学イノベーション」と題して、知識社会におけるオープンイノベーションの重要性とその中での大学の役割、今後の産官学連携のあるべき姿などについて講演がありました。二つ目は、北野正雄 理事・副学長(工学研究科・1977年修了)が「京都大学の教育改革 特色入試から博士課程教育プログラムまで」と題して、本学の最近の取組みとして、高大連携、特色入試、国際高等教育院による教養・共通教育、大学院教育改革、中長期研究型インターンシップなどについての講演を行いました。また、大津宏康 工学研究科教授(工学研究科・1981年修了)が、京都大学における教育の国際化に関する取組みについて、話題提供しました。

最後に、京都大学技術士会の綾木光弘 副会長(農学部・1976年卒)から閉会挨拶があり、参加者全員で写真撮影を行いました。大会後には同会場で懇親会が催され、幅広い年齢層と多分野の専門技術者の集まりという他の同窓会にない長所を活かした有意義な意見交換の場となりました。本学の発展と会員のますますの健勝を祈念して、盛況のうちに閉会しました。

左から、大西会長、坂本課長、北野理事・副学長、大津教授

会場風景

参加者の集合写真