京都大学春秋講義(平成27年度秋季講義)を開催しました。(2015年9月5日・12日・26日)

ターゲット
公開日

※ 関連リンクを追加しました。(2016年2月16日)

京都大学春秋講義は、京都大学における学術研究活動の中で培われてきた知的資源について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988(昭和63)年秋から開講している公開講座です。

今回は、メインテーマを「海を考える」として3回講義を行いました。1回目の9月5日は荒井修亮 フィールド科学教育研究センター教授による「ジュゴン、ウミガメ、オオナマズを追いかける -希少水圏生物の保護と共存」、2回目の9月12日は風間計博 人間・環境学研究科教授による「サンゴ島の環境と暮らし  -海でつながる現代世界」、3回目の9月26日は後藤忠徳 工学研究科准教授による「深海の調査と人の暮らし -地震・資源・生命調査の最前線」と題した講義がありました。3日間で949名の参加があり、講義後には活発な質疑応答が行われました。

参加者からは、「生き物を守るために生態を知らないといけないのが分かった。海洋生物に興味が持てた」、「キリバスはのんびりとしていて楽しいというイメージがあったが、実際は毎日大変。私も毎日大変だが一生懸命日々をがんばろうと思った」、「深海の調査が人間の生活に大きく関係している点に興味を持った」などの感想が寄せられました。

左から、荒井教授、風間教授、後藤准教授

会場の様子

関連リンク

京都大学オープンコースウェアにて講演映像を公開しています。