「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ18 生命・いのち -誕生から死まで- 第2回を開催しました。(2015年7月16日)

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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ18 生命・いのち-誕生から死まで- 第2回を東京オフィスで開催しました。

「生命・いのち」をテーマにしたシリーズ18の第2回は、「「いのち」と向き合う」と題し、田村恵子 医学研究科教授が講演を行いました。

田村教授は、自身のホスピスナースの経験から、がん患者が体験する全人的な苦痛や、人が死と対峙することによる身体的、精神的な変化などについて話しました。また、死と向かい合う人が望む自己実現が可能となるよう一緒に考え支援する「ケアリング」や、私たちがそれぞれ「自らの生や死」を暮らしの中で話し合うことの大切さについて語りました。来場者は、田村教授の現場体験を通した柔らかくも重みのある講演に深く傾聴し、講演後には熱心な質疑応答が行われました。

会場の様子

講演する田村教授