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教育学研究科附属臨床教育実践研究センター公開講座「ユング心理学と今日の科学的知見-夢、元型、コンプレックス、そして心理療法の効果-」を開催しました。(2017年11月23日)


2017年12月06日

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 臨床教育実践研究センターでは、毎年、深刻化する教育問題への取り組みの一環として、現代人のこころの理解に主眼をおいた公開講座を開催しています。

 2017年度は、同センター客員教授のクリスティアン・レスラー フライブルクカトリック大学教授を講師として、芝蘭会館の稲盛ホールで行い、心理臨床家や医療従事者、教育関係者、学生など約100名の参加がありました。

 講演では、今日の生物学、遺伝学、神経科学からの知見を参照されながら、ユングが提唱した夢、元型、コンプレックスといった概念について解説されました。そして、それらを現代的にはどのように捉え直すことができるかについて話されました。講演の後半においては、自身が行っておられる研究を紹介されつつ、ユング派心理療法の効果について論じられました。

 指定討論では、主に心理療法の効果をどのように捉えるか、および臨床実践における夢の意義について、講演内容を基にさまざまな視点から議論がなされました。参加者の感想からは、最先端の研究を知ったり、考えが深まったりするよい機会となっていたことがうかがわれました。

 本講座は例年参加者から大変好評を得ており、2018年度以降も、現代社会の複雑なこころの問題を理解するための視点を一般市民に向けて広く提供できる場となるよう開催していくことを考えています。

講演するレスラー客員教授


教育学研究科附属臨床教育実践研究センター公開講座「ユング心理学と今日の科学的知見-夢、元型、コンプレックス、そして心理療法の効果-」を開催しました。(2017年11月23日)
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