平成30年度 京都大学情報学研究科 公開講座「医学×情報学=?」を開催しました。(2018年8月11日)

公開日

情報学研究科は、総合研究8号館にて「京都大学大学院情報学研究科平成30年度公開講座―医学×情報学=?―」を開催しました。

今回の公開講座では、医学・医療の分野における情報学の応用例について、同研究科の4名の教員が講演を行いました。

はじめに中村佳正 情報学研究科長による開会のあいさつがあり、次に4名の教員がそれぞれ講演を行いました。まず、佐藤亨 情報学研究科教授が「電波で測る生体情報」と題して電波を使った呼吸や心拍の遠隔計測技術について、続いて原田博司 情報学研究科教授が「医療・医学で利用可能な生体ビッグデータを[集める]技術」と題して生体データの収集法について、引き続き、加納学 情報学研究科教授が「てんかん発作を予知する・抑制する」と題して現在開発しているウェアラブルデバイスを用いたてんかん発作予知技術や治療技術について、最後に中尾恵情報学研究科 准教授が「医師から学び、医師に伝えるコンピュータ」と題して医師とコンピュータの相互連携による安全で質の高い医療を目指す試みについて、それぞれ講演しました。

会場では、中高生とその保護者をはじめ、学生、社会人、など約80名の参加者が熱心にメモをとり、講師に質問するなど、積極的に受講する姿がみられ、公開講座は盛会のうちに終了しました。

会場の様子

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