音声によるコミュニケーションは人間の社会的活動の基盤をなすものであり、言葉を聞く上で障害を持つ方に、様々な場で情報保障を提供することが強く求められています。2016年から施行された障害者差別解消法でも「必要かつ合理的な配慮」を行うことが義務づけられています。このような情報保障、特に字幕付与に関して最新の技術を紹介し、意見交換を行なう場として、本シンポジウムを開催してきました。
本シンポジウムの10回目の開催に際して、原点に立ち返り、教育現場や講演会場における情報保障・字幕付与について、音声認識の導入を含めた現状報告と議論を行いたいと思います。難聴者・中途失聴者・ろう者の皆さん、要約筆記者、教育関係者、速記者、情報通信技術(ICT)研究者など、字幕付与技術に関心のある皆さんの参加をお待ちしています。
本シンポジウムの10回目の開催に際して、原点に立ち返り、教育現場や講演会場における情報保障・字幕付与について、音声認識の導入を含めた現状報告と議論を行いたいと思います。難聴者・中途失聴者・ろう者の皆さん、要約筆記者、教育関係者、速記者、情報通信技術(ICT)研究者など、字幕付与技術に関心のある皆さんの参加をお待ちしています。
基本情報
開催地
- 吉田キャンパス
対象
- 企業・研究者の方
- 一般・地域の方
一般(難聴者・中途失聴者・ろう者、要約筆記者、教育関係者、速記者、情報通信技術(ICT)研究者など)
定員
200名
参加費
無料(懇親会費(任意参加 3000円程度)は当日受け付けます。)
イベント内容
プログラム
13時30分 | 開会挨拶 兼子次生( 公益社団法人 日本速記協会: Intersteno日本代表) |
13時40分 | 講演1「大学における障害学生支援の現状」(仮題) 村田淳 (京都大学学生総合支援センター准教授) |
14時10分 | 講演2「聴覚障害者への文字による情報保障のあり方-問題点と今後の課題-」 長谷川洋 (全国文字通訳研究会) |
14時40分 | 講演3「『言葉の壁』を越える総務省の取組」 田沼知行 (総務省国際戦略局技術政策課研究推進室長) |
15時10分 | 休憩 |
15時30分 | 講演4「IPtalkにおける音声認識対応」(仮題) 栗田茂明 (日本遠隔コミュニケーション支援協会) |
16時00分 | 講演5「音声認識と字幕付与技術の進展」 河原達也 (京都大学情報学研究科教授) |
16時30分 | 自由討論 兼子次生( 公益社団法人 日本速記協会: Intersteno日本代表) |
17時15分 | 閉会挨拶 山口武彦 (京都府難聴者協会) |
17時30分 | 交流会 |
申し込み
申し込み方法
申し込み締切日
お問い合わせ
jimaku18*sap.ist.i.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)