森里海連環学セミナー「森里海連環のための地域資源を活用した住民自立型地域づくり」

開催日
2016年10月31日 月曜日
時間
13時30分~17時00分
要申し込み
要申し込み
公開日
 地域は元来、自立し、地域住民による地域づくりの自治が行われてきました。たとえば、食糧、薪炭などの燃料、生活用具や建材などの自然資源の利用、また、家の建築から道路整備や堤防などのインフラ整備などは、地域コミュニティで協力して実施されていました。 しかしながら、行政サービスが整備されるにつれて地域づくりにおける行政への依存が進み、地域住民の自治意識は失われていきつつあります。

 本セミナーでは、東近江市、ドイツをはじめとした国内外の取り組みを紹介しながら、森里海連環のための地域資源を活用した自立型地域づくりのあり方を検討します。

 本学に2012年4月に発足した森里海連環学教育ユニットでは、森里海連環学に基づく環境管理手法の構築とその人材育成のため、2013年度より本学の全大学院生を対象とした「森里海連環学教育プログラム」を開講しています。森里海連環学とは、森と川と海の生態系同士の、また生態系と人間社会のつながりを考えるための新しい学問分野で、この新たな取り組みを、海に囲まれた森と里の国である日本から世界に向けて発信することを目指しています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
理学研究科セミナーハウス
北部構内マップ [10]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_n.html
対象
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
在学生、一般の方
定員
80名

イベント内容

プログラム

13時30分~13時35分

開会

  • セミナー趣旨説明

京都大学森里海連環学教育ユニット特定准教授

吉積巳貴

13時35分~13時45分

京都大学森里海連環と地域づくり

京都大学地球環境学堂/森里海連環学教育ユニット教授

柴田昌三

第1部: 基調講演

13時45分~14時30分

ドイツの地域資源を活用した住民自立型地域づくりの取り組み

ドルトムント大学教授

エクハルト・ハーン

第2部: 事例報告

14時40分~15時00分

グローバルエコビレッジネットワーク・ジャパンの取り組み

GEN-JAPAN事務局長

片山弘子

15時00分~15時20分

アズワン鈴鹿コミュニティの住民自立型地域づくり

サイエンズ研究所研究員

小野雅司

15時20分~15時50分

東近江市の森里湖(うみ)のつながりの再構築と地域再生に向けた総参加のまちづくり

東近江市森と水の政策課課長補佐

山口美知子

15時50分~16時10分

休憩

ディスカッション

16時10分~16時50分

パネル・ディスカッション

  • 司会: 吉積巳貴
  • コーディネーター:
    京都大学名誉教授、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター長 内藤正明

パネリスト

  • ドルトムント大学教授 エクハルト・ハーン
  • GEN-JAPAN事務局長 片山弘子
  • サイエンズ研究所研究員 小野雅司
  • 東近江市森と水の政策課課長補佐 山口美知子

16時50分~17時00分

閉会の挨拶

森里海連環学教育ユニット

申し込み

申し込み方法
(1)お名前(2)所属(3)E-mailアドレスを明記し、以下の申し込み先までメールでお申し込みください。
  • 申し込み先
    E-mail: renkan1*kais.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
申し込み締切日
定員になり次第、締め切ります。

備考

主催: 森里海連環学教育ユニット/地球環境学堂/エコ~るど京大/日本財団
お問い合わせ
森里海連環学教育ユニット支援室
Tel: 075-753-6487
Fax: 075-753-6451