防災研究所公開講座「災害を事前に管理する~被災してもしなやかに生きるための備え~」を開催しました。(2019年9月24日)

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防災研究所は、キャンパスプラザ京都(京都市下京区)にて、京都大学防災研究所公開講座(第30回)を開催しました。日頃から防災行政に携わる関係機関を始め、161名の参加がありました。

今回の公開講座は、平成の30年間の災害を振り返りながら、被災してもしなやかに生きるための備えとして、自助努力だけでなく、共助をも考慮に入れ、災害の事前・時中・事後における対応を予め想定することや、被災する頻度とその影響を見据えて災害を事前に管理することの重要性について、地盤(斜面)災害、地震による建物の災害、水害およびヒトの防災行動について、4つの講演が行われました。講演後には会場からの質問を受けての総合討論を行いました。

本講座は、防災研究所の研究者から防災の要点を分かりやすく解説するだけでなく、参加者からの質問を通して、ある程度防災に関心がある人々に、どういった知見が届いていないのかを知る機会となり、大きな意義がありました。

今後は、他の地域での開催についても引き続き企画していく予定です。

真剣に聞き入る聴講者

総合討論の様子

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