防災研究所公開講座 災害のメカニズムを学び、防災対策に役立てよう「地元目線で考える複合災害」を開催しました。(2014年8月29日)

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京都大学防災研究所は、高知県高知市のサンピアセリーズにて第25回京都大学防災研究所公開講座(共催:高知県 後援:自然災害研究協議会)を開催しました。

これまで公開講座は京都で開催してきましたが、2014年度は出前講座ということで、南海トラフの巨大地震・津波、台風・高潮災害、土砂災害といった様々な自然災害リスクをかかえる高知県で開催することになりました。

予想される複合災害の姿、またその防災対策について、「地元目線で考える複合災害」と題し、ハード対策だけでなく、避難、さらには事前復旧・復興計画まで視野に入れた幅広い観点から考えて議論しました。

当日は、定員270名の会場は満席となり、参加した一般住民の方や学生の皆さん、防災業務に携わる民間企業、各種団体、市町村および県職員の方々は最後まで熱心に聴講されました。

また、2013年度同様に、より多くの方に視聴いただけるようインターネット中継を実施し、約400名が受講され防災への関心の高さを実感しました。

防災研究所では、防災・減災の一助となるよう、今後もこのような取り組みを続けていく予定です。

左から、岩城孝章 高知県副知事、大志万直人 防災研究所長、中野晋 自然災害研究協議会四国地区部会長

左から、矢守克也 防災研究所教授、牧紀男 同教授、佐々浩司 高知大学教授

パネルディスカッションの様子

満席の会場の様子

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