本学と量子科学技術研究開発機構が包括連携協定を締結しました。 (2019年2月1日)

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本学と量子科学技術研究開発機構(QST)は、両機関の連携及び協力を促進するために包括的な連携協定を締結しました。

本学とQSTの前身である放射線医学総合研究所では、これまで放射線科学における研究、教育及び医療に係る協定を締結し、連携協力を行ってきました。2016年4月1日の移管統合後 (※) には、放射線科学だけではなく、材料・物質科学、光量子科学、核融合科学等に協力分野が広がり、それぞれの分野において共同研究や施設共用等を行ってきました。

本協定の締結により、これまでのそれぞれの分野における個々の連携協力から、組織的な連携協力の枠組みを築き、両機関が有する研究基盤や人材等をより効率的に活用することで、相互の研究開発及び人材育成の充実を図り、我が国の学術及び科学技術の発展に寄与することを目指します。

さらにQSTに2019年4月1日に新設予定の「量子生命科学領域」の分野においても、連携協力を強化し、本分野における研究を推進していきます。

QSTは、放射線医学総合研究所と日本原子力研究開発機構の量子ビーム部門と核融合部門が移管統合され、2016年4月1日に新たに発足しました。