京都大学と産業技術総合研究所は、NEDO「革新型蓄電池実用化促進基盤技術開発」事業を発足することで合意しました。(2016年5月18日)

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本学が2009年度から7年間推進してきた「革新型蓄電池先端科学基礎研究事業」(プロジェクトリーダー、小久見善八 京都大学名誉教授)の成果を受けて、本学と産業技術総合研究所(産総研)が集中研究拠点を形成して、2030年にガソリン車並みの走行性能を有する普及価格帯の車載用革新型蓄電池開発を実施するためのNEDO「革新型蓄電池実用化促進基盤技術開発」事業を発足する事で合意しました。

本プロジェクトは、松原英一郎 工学研究科教授・産官学連携本部副本部長をプロジェクトリーダーとして、2016年度から5年間の計画で、総額150から180億円の予算規模で計画されており、国内の主要自動車メーカーおよび電池メーカー10社と国内の大学、研究機関20機関が参加します。

リチウムイオン電池から革新型蓄電池への飛躍

前列左から、 長谷川裕夫 産業技術総合研究所関西センター所長 、松原教授、古川一夫 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)理事長、小久見名誉教授

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