COI STREAM「活力ある生涯のためのLast 5Xイノベーション拠点」 第2回シンポジウムを開催しました。(2014年12月24日)

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百周年時計台記念館百周年記念ホールにて、COI STREAM「活力ある生涯のためのLast 5Xイノベーション拠点」の2014年度の活動報告の場として、第2回シンポジウムを開催しました。

当日は学内外から150名を越える参加がありました。またシンポジウム後の技術交流会にも90名を越える参加があり、活発な交流会が行われました。

プロジェクトリーダーの野村剛 パナソニック株式会社常務取締役の開会挨拶に始まり、松田譲 COI STREAMビジョン1ビジョナリーリーダー・加藤バイオサイエンス振興財団理事長、坂本修一 文部科学省産業連携・地域支援課長、谷 明人 経済産業省大臣官房審議官、鈴木一弥 京都府商工労働観光部特区推進監、北村康二 京都市産業観光局新産業振興室長より来賓挨拶がありました。

続いて岩田博夫 再生医科学研究所長・教授が、「工学段階の開発を迎えた再生医療-しなやかほっこり社会の実現に向けて-」と題して基調講演を行い、平尾一之 工学研究科教授が「リサイクル固体水素源による医療用燃料電池材料」、阪本卓也 情報学研究科助教が「超広帯域レーダーによる遠隔バイタルモニタ技術」、森本一成 京都工芸繊維大学工芸科学研究科教授が「自発光式点字ブロックを用いたロービジョン者の安心夜間歩行支援」、松田文彦 医学研究科附属ゲノム医学センター教授が「ITクラウド基盤を活用したしなやかな未来型健康増進プログラム」、中尾恵 情報学研究科准教授が「三次元画像に基づく手術プロセスの半自動計画と時系列分析」、山内敏明 パナソニック株式会社モノづくり本部チームリーダーが「ロボット技術を駆使した創薬サポートシステムの研究開発」と題して、それぞれ講演を行いました。

技術交流会では、拠点内の30ある研究テーマ毎に展示パネルを作成し、ポスターセッションを行いました。

左から、野村プロジェクトリーダー、岩田教授、平尾教授、阪本助教

左から、森本教授、松田教授、中尾准教授、山内チームリーダー

講演の様子(1)

講演の様子(2)

COI STREAM「活力ある生涯のためのLast 5Xイノベーション拠点」について

文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構により採択された本COI拠点は、「しなやかほっこり社会の実現」をキーワードに、人が生涯にわたって尊厳を持ち、社会の一員として充実感を得ながら挑戦できる社会の実現を目指し、企業と大学が実現すべき社会構造の夢を共有し、工学・医学・経済学・心理学・社会科学等の研究分野と企業の業種を超えて垂直・水平連携し開発を行い、その成果を社会に展開していくことを目指しています。

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