【中止】2019年度 臨床倫理学 応用コース

開催日
2020年03月30日 月曜日
時間
中止となりました。9時30分~17時00分(終了後懇親会)
ターゲット
要申し込み
要申し込み
公開日
※ 新型コロナウイルスの現況を踏まえ、中止となりました。(2020年3月3日)

 本コースは、医療現場、法律、哲学等、多岐の分野にわたる専門家からの講義・演習により、実際に臨床現場で起こる倫理的な問題について、臨床倫理に関する倫理的・法的な基礎知識を身に付けたうえで、実践的な対応策を立てることができるようになることを目標に実施される集中コースです。

 臨床倫理コンサルテーションや意思決定支援をより深く学びたい方、講義および受講生同士の議論を通じて様々な視点や考え方を習得したい方のご参加をお待ちしています。

 本コースでは、維持透析中で、終末期ではない患者さんが、透析中止を求めてきたときの対応を扱う予定です。

 受講生は小グループに分かれて、講義の内容を踏まえたうえで、事例に対する対応を議論し、解決策を提示することが求められます。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
吉田キャンパス内
※会場の詳細は受講者に別途お知らせします。
対象
  • 企業・研究者の方
医療従事者やその他の社会人および、医療系・文系の大学生・大学院生
※臨床倫理学入門コースを修了していることが望ましい
定員
40名程度(うち学生は5名程度)
参加費
一般:15,000円(昼食代・消費税込)
学生(社会人学生は除く):3,000円(昼食代・消費税込)
※ただし懇親会参加には別途3,000円が必要です。
※参加費は当日お支払いください。

イベント内容

プログラム

9時30分 開会の挨拶・自己紹介
10時00分~12時15分
  • 事例紹介 治療継続・中止の判断
    「終末期でない患者さんが透析の中止を求めてきたとき」
  • スモール・グループ・ディスカッション(1)
    事例の論点整理
    四分割法使用
  • 講義(1)治療中止に関わる現状と課題
    「現在の治療中止に関わる全般的な問題」
  • 講義(2)治療中止の法的根拠
    「終末期でない患者の治療中止についての、法的な考慮について」

【講師】
佐藤 恵子 医学部附属病院 医療安全管理部 特任病院准教授
深川 良美 医学部附属病院 看護部
児玉 聡 文学研究科 准教授
服部 高宏 法学研究科 教授

12時15分~13時00分 昼食
13時00分~16時45分
  • 講義(3)京大病院における臨床倫理コンサルテーション
    「透析中止に関わる京大病院での事例や倫理コンサルの対応・課題」
  • 講義(4)治療の決定に何が必要なのか
    「インフォームドコンセント、患者の利益をどう考えるか」
  • スモール・グループ・ディスカッション(2)
    講義を踏まえて、助言内容まで検討する
  • 各班による発表・総合討論
  • 講師からのコメント・まとめ

【講師】

松村 由美 医学部附属病院 医療安全管理学 教授

佐藤 恵子 医学部附属病院 医療安全管理部 特任病院准教授

16時45分~17時00分 修了証の授与・閉会の挨拶
17時10分~18時30分

懇親会

【ファシリテーター】
鈴木 美香 iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門 特定研究員、他

申し込み

申し込み方法
以下のURLよりお申し込みください。
https://business.form-mailer.jp/fms/90dea41b115174

※応募者多数の場合、選考を行います。
参加の可否につきましては、3月16日(月曜日)頃に連絡します。
申し込み締切日

備考

主催:京都大学大学院文学研究科 応用哲学・倫理学教育研究センター、京大オリジナル株式会社
お問い合わせ
京大オリジナル株式会社 研修・講習事業部
担当:山口 
E-mail:kensyu*kyodai-original.co.jp (*を@に変えてください)