今回は、構造物・インフラ設計に関わる研究者による「コンクリートインフラの課題」、「アルカリシリカ反応(ASR)のメカニズムと抑制方法」、「シリカ・シロキサンの化学と柔らかい低密度多孔体の作製」の三つの講演です。異なる領域の材料科学・化学研究者のコラボレーションによる相乗効果にご期待ください。
基本情報
- 東京オフィス・京都アカデミアフォーラム
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/kaf/about/access.html
- 企業・研究者の方
セミナー聴講:3,000円(税込)
情報交換会:3,000円(税込)
※ 参加登録後、メールにて振込先をご案内します。
イベント内容
プログラム
12時30分~12時50分 | 受付開始 |
12時50分~13時00分 | 開会挨拶 |
13時00分~14時00分 | 宮川 豊章 (学際融合教育研究推進センター 特任教授) 「コンクリートインフラの課題」 市民社会のインフラとして用いられることの多いコンクリート構造物の、塩害や緊張材グラウト問題、アルカリシリカ反応などの種々の劣化問題と課題を紹介し、シリカの化学をはるかに遠望し期待します。 |
14時00分~15時00分 | 高谷 哲 (工学研究科 助教) 「アルカリシリカ反応(ASR)のメカニズムと抑制方法」 ASRを抑制するためにはメカニズムと補修材料に対する適切な理解が必要となります。しかし、ASRについては不明な点も多く、完全に抑制するのは難しいのが現状です。本講演ではASRのメカニズムと抑制方法について考えます。 |
15時00分~16時00分 | 金森 主祥( 理学研究科 助教) 「シリカ・シロキサンの化学と柔らかい低密度多孔体の作製」 シリカやシリコーンなど、シロキサン(Si-O-Si)結合を主体とする物質は様々な形で利用されています。 本講演では、シロキサン結合の形成や分解に関する化学的側面を概説し、柔らかい低密度多孔体の作製、さらに高性能断熱材としての応用について紹介します。 |
16時00分~17時00分 | 情報交換会 |
17時00分 | 閉会挨拶 |
申し込み
https://business.form-mailer.jp/fms/25a0e2ce110415
備考
後援: 株式会社TLO京都
担当: 臼谷、植田
Tel: 075-753-7765
E-mail: event*kyodai-original.co.jp (*を@に変えてください)