京大テックフォーラム「社会・インフラに関わる身近なシリカの化学」

開催日
2019年11月26日 火曜日
時間
13時00分~17時00分
ターゲット
要申し込み
要申し込み
公開日
 京都大学・京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催しています。

 今回は、構造物・インフラ設計に関わる研究者による「コンクリートインフラの課題」、「アルカリシリカ反応(ASR)のメカニズムと抑制方法」、「シリカ・シロキサンの化学と柔らかい低密度多孔体の作製」の三つの講演です。異なる領域の材料科学・化学研究者のコラボレーションによる相乗効果にご期待ください。

基本情報

開催地
  • 東京オフィス・京都アカデミアフォーラム
京都アカデミアフォーラムin丸の内(新丸の内ビルディング10階)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/kaf/about/access.html
対象
  • 企業・研究者の方
企業の方、金融機関の方
定員
先着100名
参加費

セミナー聴講:3,000円(税込)
情報交換会:3,000円(税込)

※ 参加登録後、メールにて振込先をご案内します。

イベント内容

プログラム

12時30分~12時50分

受付開始

12時50分~13時00分

開会挨拶

13時00分~14時00分

宮川 豊章 (学際融合教育研究推進センター 特任教授)

「コンクリートインフラの課題」

市民社会のインフラとして用いられることの多いコンクリート構造物の、塩害や緊張材グラウト問題、アルカリシリカ反応などの種々の劣化問題と課題を紹介し、シリカの化学をはるかに遠望し期待します。

14時00分~15時00分

高谷 哲 (工学研究科 助教)

「アルカリシリカ反応(ASR)のメカニズムと抑制方法」

ASRを抑制するためにはメカニズムと補修材料に対する適切な理解が必要となります。しかし、ASRについては不明な点も多く、完全に抑制するのは難しいのが現状です。本講演ではASRのメカニズムと抑制方法について考えます。

15時00分~16時00分

金森 主祥( 理学研究科 助教)

「シリカ・シロキサンの化学と柔らかい低密度多孔体の作製」

シリカやシリコーンなど、シロキサン(Si-O-Si)結合を主体とする物質は様々な形で利用されています。

本講演では、シロキサン結合の形成や分解に関する化学的側面を概説し、柔らかい低密度多孔体の作製、さらに高性能断熱材としての応用について紹介します。

16時00分~17時00分

情報交換会

17時00分

閉会挨拶

申し込み

申し込み方法
以下のWebサイトよりお申し込みください。
https://business.form-mailer.jp/fms/25a0e2ce110415
申し込み締切日

備考

主催: 京都大学、京大オリジナル株式会社
後援: 株式会社TLO京都
お問い合わせ
京大オリジナル株式会社
担当: 臼谷、植田
Tel: 075-753-7765
E-mail: event*kyodai-original.co.jp (*を@に変えてください)