京大テックフォーラム「次世代光技術の開拓 ~テラヘルツ、赤外光技術とマテリアルズインフォマティクスの拓く光社会~」

開催日
2018年10月29日 月曜日
時間
13時00分~17時00分
ターゲット
要申し込み
要申し込み
公開日
 京都大学・京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催します。

 各回テーマを設定し、テーマに関係する本学の研究について、研究者自らが発表します。
 
 今回のテーマは「次世代光技術の開拓 ~テラヘルツ、赤外光技術とマテリアルズインフォマティクスの拓く光社会~」です。

 発表の他に、名刺交換、情報交換会も予定しておりますので、ご興味がある方はぜひお越しください。

基本情報

開催地
  • 東京オフィス・京都アカデミアフォーラム
「京都アカデミアフォーラム」in丸の内(新丸の内ビルディング10階)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/kaf/about/access.html
対象
  • 企業・研究者の方
企業・金融機関の方
定員
100名(先着)
参加費
セミナー聴講: 2,000円(税込)
情報交換会: 2,000円(税込)

イベント内容

プログラム

12時30分

受付開始

12時55分

開会挨拶

13時00分

坂本 雅典(化学研究所 准教授)

「赤外光のもたらす新技術:最新の研究に立脚した透明太陽電池、赤外光触媒、塗布型赤外センサーの開発」

太陽エネルギーのおよそ46%を占める赤外域の太陽光は、巨大な未開発エネルギー資源です。赤外域の太陽光の有効利用法が開発されれば、自然と干渉しないエネルギーサイクルとして人類の直面するエネルギー、環境問題の解決に大きく貢献することができます。また、赤外光は情報通信の手段や、機械の目であるセンサー開発の観点からも非常に重要です。目に見えない、生命活動に干渉しない未使用エネルギーである赤外光の利用は、学術的・経済的・社会的に新たな価値を創出します。

本講演では、申請者の最近の研究内容のうち、赤外光に選択的に応答する光機能材料の開発と、それを応用した透明太陽電池、塗布型赤外センサーなどについて紹介します。

14時00分

掛谷 一弘(工学研究科 准教授)

「超伝導とテラヘルツが切り拓く未来社会」

光と電波の間に位置する電磁波、テラヘルツ波は光の分解能と電波の透過性を兼ね揃えているため、より安全で豊かな社会の実現にむけた重要な技術です。高温超伝導体から作られたジョセフソンプラズマ光源を中心として、多彩なテラヘルツ波の放射・検出法と応用例を紹介します。

15時00分

世古 敦人(工学研究科 准教授)

「材料科学データ・第一原理計算と機械学習による新規材料予測」

すでに存在する多くの材料科学データおよび新規に獲得可能な第一原理計算データに基づいた新規材料および材料物性予測のための機械学習手法・応用例について紹介します。

16時00分

情報交換会

17時00分

閉会挨拶

申し込み

申し込み方法
以下のWebサイトよりお申込みください。
https://bit.ly/2NVf3Zu
申し込み締切日
定員に達し次第、締め切ります。

備考

主催: 京都大学、京大オリジナル株式会社
後援: 関西TLO株式会社
お問い合わせ
京大オリジナル株式会社 
担当: 臼谷、植田
Tel: 075-753-7765
E-mail: event*kyodai-original.co.jp (*を@に変えてください)